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不器用な僕がやっと気づいた学習法  はじめに

 これから夏・秋・冬と各種資格試験、学校の受験が本番を迎えます。私は、現在弁護士として活動していますが、司法試験には複数回チャレンジして(やっと)合格しました。世の中には、各種試験の1回合格や短期合格者の勉強法の本、○○大学出身者の勉強法などの本があふれています。けれど(妬みが入っていたらすみません)、その方々の多くはいわゆる経済的に恵まれたご家庭に育っていたり(都市部に育ち小さいころから有名な塾に通えたり)、父母などのご家族やご親族がいわゆる一流大学出身者であったり、進学校で切磋琢磨できたりと、片田舎で父親・中卒、母親・高卒、当時は今のようにWEBで塾の講義を受けることもできず、有名な塾にいくには、高速バスで1時間かかるような環境で育った自分からすれば、なんだかとても遠い世界のような、マネのできない人たちの話だと思っていました。でも、いざ大学受験・司法試験となったらそういう人たちと同じ土俵で勝負をしなければいけません。小さいころからの学習経験の少なかった自分(学習というか試験対策へのアクセスが不十分だった自分)は、「試験対策ってこういうことなのか」という「本質」部分に気づくのに随分と時間がかかってしまいました。今はWEBで一流と言われる講師の講義を簡単に聞くことができ、試験対策へのアクセスは格段に向上したと思います。けれど、まだまだ僕のようなフツーの人が試験対策の「本質」部分に気づくには、足りない部分があるのではないかと思います。あとから詳しく述べますが、試験は「点取りゲーム」です。学問ではありません。頭の良さなど不要です。続けることができればクリアーできます。僕としては、これから始まるシーズン本番前に、「一生懸命コツコツ続けるけれど結果がなかなか出ない」という僕のような方にこれから書く記事を特に読んでいただきたいと思います。試験は「点取りゲーム」であるためコツさえわかってしまえば面白いようにクリアーできるのですが、方向性を間違えてしまうとなかなかクリアーできない怖さもあります。僕のような方は、一度肩の力を抜いて、試験は「点取りゲーム」に過ぎず、コツや攻略法があるんだよということを知っていただきたいと思います。塾や予備校は「課金」してそれを教えてくれるところです。無課金で気づけた方はとても自頭の良い方だと思います。そのちょっとした工夫だけで、今まで曇っていた空が一気に晴れるような結果になるかもしれません(あくまで個人の感想ですが、私がそうであったように多くの方にすっきりと晴れ渡った空を見ていただけたらと思います)。



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