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【Vol.8】珈琲通信 ブラジル C14 WINY

こんにちは。こんばんは。
「魅力的なコーヒーの背景を知ってもらいたい」という思いから始まったこの通信。早い事でもう第8回。もう8ヶ月も経ったのかと思うと驚きです。

今月はちょっと特別なブラジルをお届け。ブラジルのスペシャルティコーヒーの魅力をお伝えできれば嬉しく思います、、!

ブラジルのスペシャルティコーヒー

コーヒーをあまり知らない方でもブラジルなら聞いた事あると思います。それもそのはず世界一のコーヒー生産量を誇っているから。

世界のコーヒー豆生産量ランキング2020 / 浜松珈琲焙煎所

生産量は2位のブラジルの2倍以上で世界の34%も占めています。それほどブラジルは大量生産、大量消費の国でもあります。
ただ、そのイメージが強い事からあまりスペシャルティコーヒーでは美味しいイメージが浸透していません。けれど僕はそんな事ないと思っています。
ブラジル特有のミルクチョコレートやカカオの様な風味にほどよい酸味。これはブラジルにしかない個性だと思います。まだスペシャルティコーヒーに馴染みがない方にはとても飲みやすく気軽に楽しめる生産国ですし、僕自身、酸味が苦手だったときは飲みやすくてお気に入りだったのを覚えています。(ブラジルばっかり買ってました。)
なんかチョコレートとかカカオとかに惹かれるんですよね〜

そんなブラジルのコーヒーですが、今回はちょっと特別なロットのコーヒーをお届けします。

イパネマ農園の特別なロット

コーヒー好きの方なら聞いた事のある農園。日本の三菱商事がイパネマ農園の株式を20%保有している事から日本への流通が多いそうです。また、ローソンのコーヒーもイパネマ農園のものが使われている時もあったくらい、日本のコーヒー界隈では有名なんです。

そのイパネマ農園の区画ごとに異なる風味のコーヒーを生産するプロジェクトのコーヒーを今回ご用意しました。
そのプロジェクトは「RASPBERRY」「FLORAL」「STONE FRUIT」「WINY」の4つのロットが作られており、今回はその中のWINY。
僕の販売では馴染みあるアナエロビックファーメンテーションで精製を行っており、ロットの名前通りまるでワインの様な果実味に芳醇な酸味が特徴的です。

同じ農園だけど区画ごとに作り方を変える。それだけで味わいが全く異なるからコーヒーは面白いですよね。他のロットも飲んでみたい…。また機会があればイパネマのこのプロジェクトのコーヒーを試してみようと思います。

ぜひ浅煎りも深煎りも試してみてくださいね!今月も最高に美味しいコーヒーをお届けできる事嬉しく思います。次回は何にしよう…


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