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【Vol.5】珈琲通信 グァテマラ エル・インヘルト

こんにちは。こんばんは。
「魅力的なコーヒーの背景を知ってもらいたい」という思いから始まったこの通信は今回で第5回目。

その時伝えたい内容を書いているので毎回絶妙に書いている事の軸が違いますが決まった内容が毎回書いてあるのもつまらないじゃないかという事で思うままにかいています。

コーヒーが届いたらぜひ飲みながら読んでみてくださいね。

グァテマラのスペシャルティコーヒー

グァテマラのコーヒーはファミレスやスーパーなどでも見かけることが多いのでスペシャルティコーヒーだけでなく比較的コーヒーという大きな枠組みでも馴染みがあるんじゃないでしょうか。

そんなグァテマラは火山地帯に囲まれているので栄養たっぷりの土壌に高い標高に恵まれています。火山が身近にあるので日常的にプチ噴火してるなんて話も聞いた事があります。コーヒーを好きになったばかりの頃は"火山近い=美味しい"という方程式がなぜかすごい腑に落ちてうまい国なんだな!って思ってました。けれどあながち間違ってなくって地理的条件に恵まれたグァテマラは他の生産地にはない味わいの奥行きがあるように感じられます。

味だけでなく火山にロマンを感じている僕はかなり特別視している事に最近気が付きました。行ってみたい生産地の一つです。

世界最高の農園のひとつエル・インヘルト

エル・インヘルト農園はグァテマラのCOE(コーヒーのコンペティション)において、毎年上位に入賞しておりスペシャルティコーヒー業界では知らない人はいない有名な農園です。このCOEは入賞するだけでもすごいと言われていることからこの農園の凄さがよくわかります….

個人的には人生で初めて買った高い豆がこのエル・インヘルト農園の豆だったので思い入れがあります。当時何も知らなかった僕はとりあえず好きなお店の一番高い豆を買ってみようという理由で買ってみました。COE入賞豆で100g 3000円くらいだったのを覚えています。(たけ〜) 期待を膨らませてドリップして飲んでみたけどその時はよくわからなかった事もよく覚えています。わからないからこそもっとこの業界を知りたい!と思わせてくれたコーヒーでもあります。ある意味特別なコーヒーなんですよね。

グァテマラ エル・インヘルト

そんな特別な農園のコーヒー。比較的、お手頃価格になっているのはこの農園のデイリーラインだから。デイリーラインなのにクォリティ高すぎないか、、?なんて思うくらいに美味しい。アプリコットやチェリー、ミカンなどフレッシュで華やかなフレーバーが広がり、いきいきとした明るい酸がシロップのような甘さと共に長く続きます。酸と甘さのバランスが取れていながらフレーバーもしっかり感じられる。アフターに伸びていく甘さに味わいの複雑さ、奥行きをがある。完璧なコーヒーじゃないか!と個人的には思っています。ぜひお試しください。

淹れ方のポイント

先ほど説明したように今回のコーヒーは品質が高くネガティブな要素が元々少ないです。なのでイメージとしてはしっかり成分を抽出するのがポイント。品質が高い豆は一度はフレンチプレスで飲んでみていただきたいです。直接お湯につけて抽出する方法なので品質が高いからこその特権。

いつも通りの抽出もおすすめですが、この抽出方法で是非試してみてください!とってもクリーンで綺麗なコーヒーになります。今月も皆様にちょっとでも幸せな時間をお届けできたら嬉しく思います。


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