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アナとエルサのフローズンジャーニーは意外と普通と思ってしまった

東京ディズニーシーのファンタジースプリングススプリングスのプレビューが当たったので先日に行ってきました。

最初に乗ったのはラプンツェルのランタンフェスティバルです。こちらは正直なところあまり満足出来ませんでした。

次に体験したアトラクションは、アナとエルサのフローズンジャーニーです。凄いなとは思いはしたもののなぜか腑に落ちない感じの体験でした。

腑に落ちないと感じた点

  • ライド中の落下のタイミングに違和感を感じた

  • 物語のストーリーを追うことにが目的となっているように感じた

  • 一部の演出が期待を下回った

乗る前や乗ったときはワクワクした感じであったのですが、いざ体験すると凄いと思うけどなんだかなという風に思うことがあり、今まであったアトラクションに比べると予算がないのか?縛りがあるのか?なんだか妥協が感じられそれが少し覚めた感じで見てしまったのかもしれません。

ライド中の落下のタイミングに違和感を感じた

このアトラクションは、安全バーを下すタイプです。これは、ライド中に落下の演出があるからのようです。まだ3歳ぐらいの親戚の子供が「アナと雪の女王」が好きなのですが、この子ぐらいには向かないアトラクションかなと思いました。

これは、ファンタジースプリングスは、ディズニーシーの中でも奥まった場所にあり行くのも大変のため子供向けには考えていないのかもしれません。
ただ、そうなってくるもうちょっと違った違和感もあるのですがそれはまた
別のとこで、、、

本題にもどり落下は確か3回あり、小さい落下が2回大きい落下が1回だったかと思います。(記憶違いだったらすいません)

そのいずれのタイミングもここで落下する?といったタイミングに感じました。落下する演出は良いのですがなんだか違和感のあるようなシーンで起きたように感じます。

物語のストーリーを追うことが目的となっているように感じた

このアトラクションは、映画「アナと雪の女王」のストーリーをなぞった書くシーンを辿る感じで進みます。

それぞれのシーンは、美女と野獣”魔法のものがたり”と同様に扉で仕切られておりそれぞれのシーンが干渉しないように工夫されています。

ちょっとシーンが多いのか、一つ一つが忙しなく感じた点が残念ポイントです。

何となくで、ちょっと偏見になってしまうかもしれませんが、日本人スタッフが考えた入れ込めるシーンを全部表現したいという感じが表れている感じがします。

一部の演出が期待を下回った

大きく期待を下回った点は大きくはLet  it goのシーンの2点ですが、細かく色々あります。

1点目は、Let it goの冒頭の映画でエルサが山に登っていくシーンです。ここはただ止まって歌っているシーンとして描かれています。
私が映画で感じたのは、一人で山を登りながら自分自身を見つめなおす感じで描かれていると思います。だからこそ歩きながらいろいろ考えていると表現することで自分は何をしているのだろう、何をすべきなんだろうといった感情を色々考えていることが表れているのだと思います。
エルサをよく見せたいのかもしれませんが、ただ立って歌っているだけであれば苦悩の表現が足らないと思います。
ちょうど坂でもありますし、登っていく表現は出来たと思います。但し、その場合は次の船が来た時にもう一度下に下げなければならないため機構が複雑となり故障の原因となるためデメリットもあります。

2点目は、1点目の次のシーンでちょうど映画の中で歌のさび部分にかかる氷の階段が表れていくシーンです。エルサが階段を駆け抜けるシーンは難しいのでここはしょうがないとして、魔法で階段が作られるシーンはもっと仕掛けが出来たのではないかと思います。
もっと明るさを調整すれば、LED、ファイバースコープ、プロジェクションマッピングなどを用いて表現できたのではないかと思います。
実際に体験した時に乗っている場所から階段が見えてこれが光っていく演出の先に見えない階段が現れる演出が無いんだ、、、とちょっと思ってしまいました。

これ以外にも、エルサがアナに怒って氷の魔法を出してしまうシーンは魔法というより、下から氷っぽいものがせりあがってきただけのように見えましたし、最後のアナとエルサが広場でアイススケートをするシーンはただ回っているだけで床が回っているのが見えて何だかなと思いました。


総合的にシーンが多いため機械部分が増えシステム調整が増えているといったデメリットと1つ1つのシーンが中途半端に感じてしまったのが、意外と普通に感じてしまった原因ではないかと思います。
ディズニーは、細かいところまで妥協せず作り込むといった点は素晴らしいと思います。それが出来ないのであればシーンを削るなどの妥協ではなく割り切りを持って欲しかったと思っています。

このアトラクションは、東京ディズニーシーのオリジナルで香港ディズニーランドの「フローズン・エバー・アフター」とは似ているようでかなり違うコンセプトで作られているものと感じます。
日本のものがもしオリエンタルランド社の意向が強く表れているものだとすればちょっと変な方向に進んでいるのではないかと感じました。


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