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ストックホルム滞在記

約2週間のベトナム滞在を終えて向かったのは
水の都とも称されるスウェーデンはストックホルム

ストックホルムは首都だし長居も疲れるかと
2泊3日の滞在としていたがこれは間違いだったことに
気付いたのは滞在なかびのことでした

ベトナムのノイバイ国際空港からバンコク経由で
合計約16時間の長距離フライトとなる今回
例のごとく片道の航空券しか買っておらず
チェックインに向かう

事前情報ではシュンゲン協定外に出る
チケットが必要との情報だったが人によっては
片道で入ったという筋の情報も聞き
もしもの時のために帰りのフライトに
目星をつけていた

そして案の定帰りのチケットはあるかと聞かれ
「まだとってないんだよね~と」いうと
「今とってください」
仕方ないとフライトの予約を
その場で行おうとするが自分が持ってきていた
クレジットカードが全滅
全てSMS認証が必要という事態に…
海外旅行を検討しているみなさんは
SMSは受信できるようにして
渡航することをお勧めします

しかし、念のためにとこのベトナムで母から授かった
クレジットカードが無事SMS認証無しで利用できた

助かった…

もし、これがなかったらどうしていただろうか…

そんなこんなで無事ベトナム出国を完了
バンコクでの乗り換え時間は約1時間
ベトナム発の飛行機の出発が15分遅れ
なんともギリギリの時間となったが乗り遅れることなく
無事ストックホルムへ到着


寒いけど美しいまちなみが気持ちを高ぶらせてくる

外に出てみると身を切るような寒さ
甘く見ていた…
全ての防寒具を身にまといなんとか寒さをしのげる程度
インナーヒートテック・Tシャツ・薄手のアウター
ベストダウン・ダウンの五枚重ねで無事生きてます

初日は天気も悪くチェックインまで軽く散歩して過ごす

2日目は朝から街歩きへ
空港から市内に移動する際に街並みはやはり奇麗だなと
感じてはいたがガムラスタンに入ると一変
どこを切り取っても絵になる美しい場所


タイムスリップでもしたのかな

寒ささえなければ何時間でも過ごせる

ストックホルム宮殿内もせっかくなので観光
約3,000円の入館料を支払い入場
いや、しかし値段以上の価値があった


こういうの見るとハリーポッターしか思い出さん

宮殿から外に出るとなぜか人だかりが…
何か始まりそうな予感がするので一緒に待機してみる
すると遠くから音楽が聞こえ始めアナウンスが
音楽隊がどこからともなく
運動会で流れてきそうな音楽を演奏しながら
隊列をなして歩いてきた


運動会の行進なんよ

日本人にはこの音楽はもう運動会にしか聞こえんのよ

どうやら傭兵の交代のパレードの時間だったようだ
およそ正午に行われるのだろう

また明日も正午に行うとアナウンスが流れるが
この人は24時間もここに経ち続けるのだろうかと
心配していたが夕方には違う人に代わっていた

一度ホテルに戻り
19時頃に再びがラムスタンへ
びっくりすることに雲一つない青空となっており
これは夕日を望める場所に行くしかないと
夕日スポットを必死で探す


オフシーズンなこともあり観光客も少なくありがたい

20時になり日は暮れたがまだ空は明るく
夜の雰囲気を楽しむには少し早い時間帯
お腹がすいてきたので手ごろな価格のレストランを探すが
物価が高いスウェーデンかわいいものは多いが
値段はどれもかわいくない

安いパンで夕食を済まそうかと思っていたが
どうしても気になっていたスウェーデンミートボール
1本路地に入った店が空いているようで
メニューにミートボールがあったため飛び込んでみた
値段は覚悟の上だ


あふれ出る高級志向

おしゃれな雰囲気に真っ赤なダウンをまとった
アジア人がふらっと入って少し申し訳ない気分になるが
あいにくこれ以上の正装は持ち合わせていない

ミートボールとローカルビールを注文
これに+チップで
383SEK=約5,430円
全然かわいくない

お味の方はビールはきめが細かく非常に美味
しかし、ウェイターさんがビールを持ってきた際に
ちょっとだけつがれたのかは謎

そして、メインディッシュの登場


見た目は至って普通のミートボール

まあ、おいしくない訳ないよねみたいなテンションで一口
うむ。非常に美味

これをマッシュポテトを一緒にソースをつけていただく
うむ。これもまた美味

しかし、問題はベリーのソースである
このソースがスウェーデン料理らしさを
かもし出しているのだが

八宝菜のパイナップルやポテトサラダのリンゴなど
メインに甘めの果物はいかんせん好んで食さないタイプ

恐る恐るベリーのソースを絡めて一口…

これは…
最高に美味である

全くベリーの甘さも酸味もメインのソースに邪魔してこない
邪魔をしないどころかおいしさが引き立っている
気がする

別に美食家でもなんでもないけど
オシャレな洋食を食べて
初めてここまでおいしいと思えたのは確かである

少し高いな…
なんて気分は吹き飛んだ

量もたくさんあるわけではないので満足しないかも…
などと思っていたが十分に満足
普段は10分もあれば食事を終える私だが
30分ほどかけておいしくいただいた

外に出ると21時を周ろうとするところ
人の気配がかなり少なくなっている
どの小道も街頭に照らされすばらしくきれい


空がまだ明るいところがなんともいえん

また、空もまだほんのり明るく
町の美しさを演出している

こんな素敵な街ストックホルムを明日離れるのは
名残惜しい以外の言葉は見つからない

またいつか訪れたい
そんな街の候補となったストックホルム滞在でした。


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