常勝集団のプリンシプル 第3章
2021年1月14日 「無意識の蓄積」で人間的成長を促す-外的環境づくり
「リアクション」、「大切なこと」をピックアップ!
1.リアクション
組織やチームの中で、リーダーの立場にいる人は、周囲のメンバーを気にかけるため、リアクションが気になってしまうことがあるだろう。
そのリアクションが、自分の想定外のものであると、相手に対し嫌な態度をとってしまうことになるはずだ。
怒ったり説教したりしても、相手が本心でそのことを理解することは難しいため、辛抱強く待つということも必要になると思う。
相手が研究できるようになってくると、人の行動パターンを少しずつ吸収し蓄積できるようになってくる。
蓄積されたものが溢れでると、反応できるようになり、そこから行動できるようにもなる。
相手が無意識のうちに、自然体でスピード感よくできるようになってくることを感じることも必要になると思う。
2.大切なこと
大学の体育会であれば、チームが日本一になることを目標にしている人は多くいるだろう。
厳しくキツイ練習を乗り越え、成績として日本一というものがあると、その後の人生においても自信にもなると思う。
その日本一を本番で経験できる人は、ほんの一握りであり、多くはスタンドで応援したりサポート役になったりすることになる。
チーム全体で日本一を実感できるようにするためには、内部の人間関係が相互作用で働き、応援されるような組織文化になる必要があると思う。
嫉妬や無関心などの負の感情が生まれてしまうと、組織は荒れて弱体化につながるため、共感し合える組織になることが必要だろう。
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