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バタードパーソン症候群と関西弁と笑いと

こんにちは。やしまです。

最近、以下の記事を読みました。

その中で”バタードパーソン症候群”という言葉を知りました。それで思ったことがあったので少し書き連ねようと思います。※記事の中では最初バタードウーマン症候群と書いてます。

先にバタードパーソン症候群とは何か?チェックしたいと思います。

被虐待症候群:虐待被害者の症状として頻繁に紹介されるもので、あまりに虐待が継続・日常化した場合、被害者が抵抗する意欲を失うばかりか、虐待をごく自然な行為として甘んじて受けるようになってしまう状態のこと。

batteredは「殴打された」という意味ではあるが、これには殴打するだけでなく、蹴ったり、叩いたり、タバコの火を押し付けたり、階段から投げ落としたりといった暴力行為も含む。

ということで、虐待の症状としても紹介される症候群で、非虐待者別に女性や妻・児童が当てられたりするようです。

今回は「まさに虐待」というところよりも、「これって虐待?」というところに焦点を当てたいなと思います。

記事の中では暴力というよりも、パートナもしくはそれに準ずる相手からかけられる言葉によって影響を受けるという例(?)を示しています。

それで思い出したのは、関西地方あるあるの「いじめといじりの境界線」です。私の出身は三重県なので、厳密に関西か?といわれると難しいところなんですが笑 それでも東京に比べてみれば、面白さが日常生活に与える影響は小さくありませんでした。特に子供のころは。

上京してからのことも考えると、関西の面白いって基本がボケとツッコミなんですよね。誰かがあえてズレたことを言って、それにツッコむ。この”ズレた”が人為的に作れればそれが一番いい、というかそれがお笑い芸人さんのボケなんですけど。ただこれがまあ難しい。

なので、次にその人のステータスとかをいじるわけです。社長なのに金ないんかい!みたいな笑 自分で言う分には構わないんですけどね? この辺りからだいぶグレーな感じしてきますよね。

最後に、完全にまっ黒な領域に入っていきます。容姿とか考え方とか、絶対にいじられたくない領域ですね。

これね、これを読んでくれている方々は「そりゃアカンでしょ」と思われるんじゃないかと思うんですけど、当事者は意外とそう思ってなかったりするんですよね。

なぜか?

関西でありがちなのは「いじりは仲良しの証拠」みたいな風習で、確かに仲のいい間柄であれば多少攻めたいじりは起こりえるし、許せるんですよ?ただ、逆はないわけですよ。つまり、「仲がいい(という状況を作り出すために)のでいじる」という構図です。

確かに、人間関係を構築する上であえてプライベートな話をして距離を縮めるって方法はあるとは思うんですが(自分は比較的コミュニケーション能力低いので怖くてできませんが笑)、いじりに比べて攻撃性は比較的低いわけです。

と言ってもやりすぎはダメですよ?海外なんかだとプライベートな話はタブーだったりするので!ハラスメントって言われちゃいますよ!

ここまで説明するとわかると思うんですが、ある一定数の人が「仲良しアピールのために完全アウトな領域までいじる」ということが起こりえるんですよね。

で、何が怖いって、非常に仲のいい間柄でもこれが起きることなんですよ。

「さっき仲が良ければ許せるって言ったじゃん!」ってお思いかと思うんですが、考えてほしいと思います。

彼氏・彼女・旦那さん・奥さん・父母・祖父母・兄弟姉妹、何でもいいです。これらの人に太った?とか結婚しないの?とかモテないよね?とか言われたらどう思います?

まあイラっとしますよね。程度は人によるとして。

これが長期間続くと、結果的にバタードパーソン症候群の引き金になるのではないか?と思うのです。本当はちゃんとデータ集めないと言い切れないんですけど。なので仮説ですね。

これがまさに冒頭で紹介した記事の内容にリンクしてきます。

記事の最後のほうで、補助裁判員に選ばれた奥さんが出てきます。旦那さんにいろいろ言われるけど、それは自分に自信がないゆえに自分との関係性に閉じ込めておきたいのではないかと結論付けています。

振り返ってみればそういった考えもあるかとは思うのですが、人間関係は常時いくつかを掛け持ちし、現れたり消えたりするわけです。

そんな中で、常に自信をもって、相手をいじらない笑いを生み出せる、そんな人間になりたいと思うわけです。

ということで、自分が「やってるわ!」と思う方はぜひ私以外の自己肯定感の高め方の記事とかを読んで、健全な人間関係を育んでいただければと思います。

みなさんはどう思いますか?

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