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時間

「時間」について 色々と考えた。

子供の頃、病床に伏す度に浮かぶ
不思議な気持ち?感覚が あった…

眠り続けるのにも 限界が来た頃、
天井を見ながらボーっとしてると
世界から 切り離される気がした。

宇宙が あって、地球が 回ってて、
時間が 流れて、世界が 動いてる。
けど私は、私の時は 止まってる…

心臓が 動いて、呼吸を していて、
意識が ある内は、生きてる 内は、
私の時間は 動いているんだけど…

それ 私の気のせいかも 知れない。

私は本当にこの世界に生きてる?
別の時空、時間軸みたいなものが
あって、この世界が 実は間違い…

今いる世界が全部、私の夢の中で
目が覚めたら 健康な身体の私が、
他人と変わらず 普通に生きてる…

妄想が グルグルと飛躍しすぎて、
訳の分からない不安が 溢れ出す。

時間と、世界と、わたしの 存在。
私の頭の中でだけ 認識している、
限りなく 不確かな物だと思った…


大人になった今も、長く寝込むと
フラッシュバックする事が ある。

でもその時は、子供の頃みたいな
こわいって気持ちはなくて、只々
漂う 奇妙な意識を 冷静に感じる。

そうやって費やす時間は驚くほど
ゆっくり ダラダラと 流れていく。

「時間」って 言う物には きっと、
人の意識によって、長くなったり
短くなったりする 曖昧さがある…



相対性理論?難しい話は いいやw

分かりやすく幾つか例をあげると

「君と過ごした楽しかった2年は
あっと言う間に過ぎてしまった…」

「新しい楽器ローンで買ったけど
分割払いがあと数ヶ月…長いな。」

ノンフィクションで、お届け。笑




「今」と呼べるのは8秒くらいと、
何年か前に見た テレビで 知った。


さっき「今」だった8秒が終わり、
気付くと、次の「今」が 来てる…

さっきまでは「今」だった 8秒が、
気付くと 過去の物に なっている…

次の8秒が どんな「今」になるか、
予測できる 能力は 持っていない…


その流れには逆らうことが出来ず、
失った8秒は 二度と取り戻せない。

逃げる術もなく、次に来る 8秒を、
私たちは 只々 受け入れる他ない…

「時間」って理不尽なものなんだ。

無情に過ぎる数秒で運命が決まる。
残酷な現実が押し寄せる気がした。

子供の頃、病床で感じた それとは
比べ物に ならない くらいの恐怖←



戻らないからこそ、「今」が大事。

余生を惜しむように終末に怯えて、
「今」を楽しめないのは勿体ない。

すぎた過去に囚われすぎないよう、
「今」に目を向けて大切に過ごし、
次に来る「今」を楽しみに生きる。


楽しいことがイッパイあったから、
あっと言う間に過ぎちゃったけど、
濃ゆぅ~い人生だったよなぁ って
お婆ちゃんになって笑ってみたい。

その為に、この「今」を 悔いなく
使い切って、それを 積み重ねる!


限られた「時間」こそ 有意義に…

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