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生きづらい?生きやすい?変容の時代を生きる。

人は会話の中で「普通はさ……」「社会的には……」ということを口にする。
確かに昭和の時代には「普通」とか「社会」という概念がある程度固定されていたような感じがする。時代的に国民の大半の向かう方向が同じだったからだと感じている。
そして平成を通り過ぎ、今は令和という時代。その三年目がもう終わろうとしている。来年は令和四年だ。四年!!!
その令和の今、「普通」とか「社会」というものは人それぞれ違っている。
それはもう決定的に違うのだ。少し前のことを思い返してみたらいい。令和になったばかりの頃と、今とではあなたの「普通」や「社会」は同じだろうか? あなたの周りの人とのそれは同じだろうか?
もはや「普通」や「社会」はとっくの昔に消え去っているのだ。

主語が「私」の時代。何をするのも、何を語るのも。
そんな時代が今だし、これからだと思う。風の時代が本格化してくる。
生きるのが楽になる人もいれば、難しくなる人もいる。
みずからの意思で選び取る。その感性を磨いてきた人にとってはどんどん楽になっていくと思う。一方で、誰かに気を使って生きてきた人にとっては難しい時代になってくるのではないだろうか。

管理、支配は厳しくなってくるかも知れない。大きな時代の変わり目は歴史を紐解けばいつだってそうだ。価値があったものがなくなってくるかも知れないし、あまり目を向けていなかったものが台頭してくるかも知れない。
水面下で何が起きているのかわからないが、そんな手の届かない範囲のことじゃなくて自分の手の届く範囲のことに意識を向けて、日々コツコツと丁寧に積み上げていく。虎視眈々こそが来年をうまく波に乗るコツじゃないかと思っている。

以前書いた記事が割と反応がよかった。年末の今となってはすでに分岐点を過ぎているかも知れないが、この記事に出会ったタイミングがきっとあなた自身のタイミングだ。
固定された「普通」や「社会」などはないのだから、「自分自身」がどうしたいのかを心の真ん中に聞いてみる。嘘つくことなく、周りを見回すことなく、素直に感じたまま行動してみる。
トライ&エラーの繰り返しかも知れない。それでもエラーをウェルカムと思える気持ちを育てることが生きやすさへと繋がっていく。
そもそも人生に失敗などない。経験があるだけなのだ。成功失敗、善悪、優劣、ネガティブとポジティブ……そういう二元的思考から脱出して俯瞰して見るとか、長い目で見るとか、両方あっていい、という統合的思考を身につける。それが一番必要だと感じている。

2021年、どんな年だったか振り返ると思う。よかったとか、あまりよくなかったとか、さまざまなことを感じるし口にするはずだが、そこからしてよいも悪いもすべて、いろいろ体験できたなぁ、と感じることだと思う。
2022年はまた新たな体験が待っている。起きた出来事を点でとらえずに、この出来事が私をどこに連れて行ってくれるんだろう、と線で見るようにするだけで、世界は少し華やかな色彩を帯びてくる。何が起きてもあなたの人生のひとつの体験だから。どれだけ自分をさらけ出せるか、そこに時代を生き抜くヒントがある。


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