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湧き出る哲学no.3
人は不平等に産まれてくる。
産まれる国も、家庭も、体格も、容姿も。そこには平等性なんて微塵もない。
平等なんて言葉は、物を等しく分ける時くらいしか使うことはない。
世の中は、不平等にできている。
では、社会は何のために存在するか。
それは、公平な世の中を作るためだ。
貧しい人やハンデのある人には支援を。子ども達には学びを。どんな環境に産まれた人にでも、社会で生きていけるようにルールを整備し、必要最低限の学びや支援をするのが社会だ。
誰もが同じような人生を歩めるように、ではなく、誰もが自分次第で人生を切り開けるように。
生き方の多様性を求める人が増えれば、平等なんてものは今まで以上に社会悪になっていく。多様性とは幸せや価値観の違いを受け入れることに等しいから。
だから社会は公平を目指す。
どんな人でも、逞しく生きていけるように。豊かな人生を歩めるように。
その機会を用意するのがこれからの社会の役割だ。
そんな公平な社会を目指すことは、決して簡単ではない。
そして公平な社会とは、一人ひとりが自分にできる最大限の努力をすることが大前提の世の中だ。
それは、その社会を生きる我々にとっても、決して甘い世界ではない。
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