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【職場】 ドライな幕引き!? 退職者から見た会社の現在地とこれからについて

先週までのリフレッシュ&育児休暇を経て、久しぶりに職場復帰。
残りわずかながら現職での最後の時間を過ごしております。

そんな中、職場で違和感を感じることがいくつかあったので、今回はフラットな立場で?職場へ行って感じたことについて書きたいと思います。


"外野"から見る職場

既に1か月の引継ぎを終え、2週間の休暇に入り、残り数日を過ごす筆者は"部外者"のようなもの。特に誰から何を言われるわけでもなく、社内の庶務や、他の社員が不在時のサポートをしております。

社外から電話が来ない限り、言葉を発する機会がないため、いつか声が出なくなってしまうのではないかと心配になるぐらいです。苦笑

そんな悲しい社員はメインで対応する業務もなくなったので、視野を広げて職場観察をしていると、今まで以上に“気づき“が多いことを実感しました。

マンパワーの不足

1つは単純にマンパワーが不足していること。
表面上は足りてるように見えるのですが、明らかに足りていない。

それは職場の整理整頓が現状をよく表しております。

人の目につく所謂“オフィス“は今まで通り(もしかしたら今まで以上に)綺麗になっているのですが、バックヤードへ行くと荷物の山。

つい先日までは整理整頓してあったのに…
おそらく手が回らないから「後回し」にしていたものが、この数週間で山になってしまったのだと想像します。

表面上は見えなくても、たかが「掃除」ひとつかもしれませんが、部屋を見たらその人の性格や状況がわかってしまう。身を周りを整理整頓することが如何に大事なことかを改めて学んだ次第です。

今まで以上の「パワーバランス」

筆者の勤める会社は外資系企業で、日本オフィスができてから20年以上の月日が経ちますが、立ち上げ当時のメンバーがあと1名残っており、その人が事実上のトップという組織となっております。

長きの間、日本オフィスを背負って、苦労を重ねてきたからか今は所謂「ワンマン社長」。自分が全てを把握して、思い通りにいかないと不機嫌になる教科書通り?の性格をしております。

これまではもう1人の立ち上げ当初のメンバーが社長だったのですが、昨年末に定年退職をしたことから、現トップを止める社員がおらず…

それに加えて、間に入るべき中間層が(筆者を含めて)いなくなっていったことで、全て事前確認(+根回し)をしないと前に進められない組織が出来上がってしまったように思います。

事実としてメール・グループチャットや口頭で確認をしている様子をよく見かけるのと、PCのタイピングを見る限り、おそらく見えないところでも個別で確認をしているのだろうと推測。

ワンマン社長は実績と実力を兼ね備えているので、ちょっとやそっとのことで崩れることはないと(楽観論もありきで)思っておりますが、それでも年々老いを重ねていくことから、何かをきっかけに…

なんてこともないことを勝手ながらに願っているところです。

ドライな幕引きを想定

おそらくそのトップも私のことを「裏切り者」と思っているのでしょう。
それを社員へ言っているのか、言っていないのかわからないですが、会社全体の雰囲気を見ていれば何となくわかるものです。

筆者が不在の間は「規律」という言葉がよく社内で使われていたみたいです。
筆者は会社のルールに沿って退職手続きを進めているので、自分のことではないと思っておりますがw

最後に一言!みたいな感じであっさりと終わるとは思うので、筆者も淡々と挨拶を済ませてお別れをしたいと思っております。

話は戻りますが、"あとがない、失敗の許されない"
会社は今後、綱渡りのような状況が続いていくのだろうと、ここ数日の間、社内を観察して感じました。

筆者のような会社を辞める人間がとやかく言うことではないのですが、これも以前記事で書いた「観察力」の話に繋がるものではないのかなと。次の職場でもまずは周囲を「観察」することから初めてみようと改めて思った次第です。

筆者の現職シリーズはここでエンディングとなりそうです。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございます!

自分が大事にするものを皆さんへ共有できればと思っております。共感して頂ける方からサポートをいただけますと大変ありがたいです。