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【余談】 「本物」の価値とは何か? 芸能人格付けチェックとGACKTの言葉から考える

元旦に発生した能登半島地震から明日でちょうど2週間が経ちますね。
身内や仲間を失った方、怪我をされた方、家を失い避難所で生活をする方などが多くの被災者がいらっしゃると理解しており、1日も早く新しい日常を取り戻せるよう心より願っております。

そんなショッキングな出来事から、当然ながら各放送局がその日の遅くまで地震情報を緊急放送することとなり、年末年始ぐらいしか地上波を見ない筆者には絶対目につかなかったであろう番組を先日、偶然目にすることとなりました。

それは芸能人格付けチェック 2024お正月スペシャルです。
今色んな意味で注目を集めるダウンタウンの浜ちゃんが司会を務めており、人気番組のようですね。筆者も薄ら見たことはあるものの自分の意志で見ることは今回が初めてでした。

見ていて面白かったことに加えて、色々と思うことがあったので、今回は格付けチェックについて書いていきたいと思います。


職場のデスクに飾る“ある言葉“

「本当のものがわからないと本当でないものを本当にする」

突然ですが、皆さんはこの浄土真宗の方のお言葉を知っておりますでしょうか。
数年前に、知人宅に飾ってあった浄土真宗のカレンダーでこの言葉を見た時、「これが欲しい!」と言ったところ翌月頂くことができまして、職場のデスクに今も飾っております。

自分の家の宗派を知らなければ、宗教にも詳しくない筆者にはこの方が意図した本当の意味はわからないです(苦笑)

“本当ではないものを本当にする典型的なパターン“
“そもそもお前みたいな若造に本物などわからないだろう”
と突っ込まれてしまいそうですし、実際に偉そうに語れる立場でもないのですが…この言葉を見てしっくり来たものがあります。

それは高校時代から使っている野球用のグローブです。

「価格」には必ず理由がある

筆者は小学3年生から大学4年生までの14年間、野球一筋の学生生活だったのですが、硬式野球をやっていた高校1年生の冬にミズノプロのオーダーグラブを買ってもらいました。

野球がお金のかかる部活である所以の1つで、長く野球を続けている(きた)方ならご存知かとは思いますが、このグラブは1個7万円近くの値段がします。
そして野球に携わったことない方は今、揃って同じことを思ったのではないでしょうか。

「ガキがそんな高いグローブ使うんじゃない!」

もちろん筆者が珍しいわけではないのですが、高校生の時に与えてもらうモノとして決して当たり前には思ってはいけないと今更ながらに思うのと同時に、野球における高級品を若くして買ってもらえたことに感謝しております。

「使い心地が全然違う」
「革の質感がとても良い」
なんて当時は言ってたかもしれませんが、今でさえ見分けがつかないのにそんなクソガキにわかるわけないのです(笑)

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