【一口馬主】 募集価格に隠された成功のカギ: DMMバヌーシーの傾向と狙い馬について
YouTube動画企画 第二弾です。
先日発表されたDMMバヌーシー2期募集に関連した動画を作成しました。
2回目ということで、前回とほぼ同じ製作時間で2分以上長い動画を作ることができました!
今回はこの動画内容について記事を書いていきたいと思います。
“活躍馬“に共通する法則
注目馬3頭を挙げる前に、まずはDMMバヌーシーにおけるこれまでの活躍馬を見ていきたいと思います。
10,000口募集が無くなった2018年産駒以降で、3勝クラスまで進んだ馬、または回収率が100%を超えた馬は計10頭おります。
※青字馬名が牡馬、赤字は牝馬
その10頭を見ていくと牡馬が8頭と大半を占めており、牝馬で活躍したのはノーザンファームや社台ファームといったリーディング上位の牧場生産馬のみという結果でした。
カギとなる募集価格の「中央値」
活躍馬の募集価格が1,400万円から7,800万円と幅が広いようにも見えますが、ここでも傾向があります。
それはその年の募集価格の中央値に近い価格の募集馬、そして中央値の2倍、または半額の募集馬から活躍馬が出ていることです。
上記は2018年以降のデータ(※2023年産の平均総賞金以下は筆者の予想値)となりますが、先ほどの活躍馬リストと照らし合わせていった際、活躍馬の募集金額と合致していきます。
例えば2018年産駒で見ていくと、募集額の中央値が3,800万円となっておりますが、同価格で募集されたタイムトゥヘヴンが重賞勝ちを収めております。
また中央値の2倍は7,600万円で、ディープモンスターがそれに近い募集額(7,800万円)となっており、中央値の半額は1,900万円ですが(こちらは少し金額が離れておりますが…)ソナトリーチェが該当といった具合です。
2倍、半額のどちらかに該当馬がいない年もありますが、おおよそ当てはまる形となっており、まだまだ賞金額の少ない現3歳馬の状況を見てもレイデラルースやベルウェザーなどが対象になっており、同様の結果となりそうです。
※現3歳馬(2021年産駒)の募集中央額は3,600万円
ちなみに2024年産駒は今回の発表で計24頭の募集となりますが、現時点での募集額の中央値は3,500万円。
したがって、1,750万円・3,500万円・7,000万円がホット・ゾーンに該当することとなります。
注目すべき募集馬3選!
これまでに説明した内容を基に、注目すべき馬たちを取り上げたいと思います。
まずは中央値3,500万円のゾーンからヴィンクーロの2023です。
募集価格3,500万円のゾーンには4頭いるのですが、ヴィヴィッドヴィジョンの2023は牝馬で、かつリーディング上位の生産牧場ではないことから除外。
すると候補は3頭となりますが、400口募集だったジャストイマジニングの2023とアポロフィオリーナの2023は既に満口のため、消去法でヴィンクーロの2023に至った次第です。
筆者はジャストイマジニングの2023に出資したため、ヴィンクーロの2023には出資しませんが、ノーザンファーム生産馬の牡馬でキムテツ厩舎ならば、まだ3,500万円の層に出資していない方は一考すべきではないでしょうか。
2頭目は2倍となる7,000万円のゾーンからシムシマーの2023です。
このゾーンにピッタリとハマる馬がいなかったので、7,000万円前後で見ていくと、シーヴの2023と本馬の2頭が該当。
筆者は、個人的にシーヴの2023の方が好みなのですが、3,500万円の層を見ていても、今年から始まった400口募集馬は不気味だなと…
また7,000万円から1番近いということもあって本馬を指名しました。
辻牧場の生産で、注目されるコントレイル産駒の牡馬。
一口15万円のため、数日で満口とならなかった場合、当面は様子見できるかもしれませんね。
最後に半額となる1,750万円の層からは、シルバーバレットムーンの2023です。
このゾーンにも該当馬が3頭おりますが、アイワナビリーヴの2023はヴィヴィッドヴィジョンの2023と同様に、牝馬かつリーディング上位の生産牧場ではないため候補から除外。
ランプフィーバーの2023が大人気で即日満口となったため、同馬に出資できなかった方々は、シルバーバレットムーンの2023の出資を検討してみてはいかがでしょうか。(筆者も本馬へ出資するか、もう少し悩んでみようと思います。)
気になるキャロットの動向
以前、記事でも書いた通り、キャロットの抽選発表翌日がDMMバヌーシーの2期募集開始日ということで(特に400口募集馬をターゲットに)キャロットで落選した層が流れてくる可能性はありそうです。
実は筆者も昨日、キャロットのカタログ&歩様動画を見て、キャロット会員から現状を伺ったのですが、キャロットはキャロットで今年は1次・1.5次で埋まらず、入会チャレンジが盛り上がるかも…とか?
実際、どうなのかわからないですが、引き続き各クラブの動向を見ながら、記事を書いていきたいと思っております。
それでは今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
自分が大事にするものを皆さんへ共有できればと思っております。共感して頂ける方からサポートをいただけますと大変ありがたいです。