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やすみとジェットコースター

ようこそ、やすみの部屋へ。

はじめまして。『やすみ』と申します。
多忙を極める皆さんが一息つけるくらいの読み物をここに置いておきます。

さて、28歳が終わろうとしています。
皆さんは小学生のとき、どんな28歳を想像していましたか?

憧れた職業には就けましたか?好きな異性と結ばれて結婚できましたか?

現実は残酷ですよね。
少なくとも私は当時描いていた理想像とはかけ離れてしまっています。

金曜の夜には羽を伸ばすだけ伸ばしアルコールを飲み、日曜の夜は「一生月曜来るな」と念仏を唱える、そんな日々。
そうやって一週間が過ぎ、一ヶ月、一年……とまるでジェットコースターのようです。

先日、中学からの旧友と話す機会がありまして、
「25歳のころは良かったなあ……。遊んでたもんなあ……。」
なんて旧友がこぼすもんだから、共感しつつも、ふと思ってしまったわけですよ。
あ、25歳の頃は大学生が良かったなあって思ってたなって。
ちょっとゾッとしちゃいましてね。
私達過去しか見てないって気づいてしまって。

小学生の頃は未来ばかり見ていたんです。
私にもそんな時代がありました。確かにあったんです。
でも、いつしか自分の足跡を見ながら生きてたんですね。
何故でしょうか。

答えは簡単なんです。
ジェットコースターだからです。
幼い頃は、カタカタとゆっくり周りの景色を見ながら登ってたんでしょうね。
広がる景色に目を輝かせ、夢も膨らむはずです。
ところが社会人になって働き始めるとどうでしょうか。
目まぐるしい日常生活に削られるメンタル、将来への不安、学校じゃ教えてくれない数々……。

苦しすぎるんです、大人は。

皆さん生きていて立派です。えらい。

私は友人に言いました。
「うん。次なに飲む?」

やすみ

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