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矛盾の交点

ちはやふるを横目に見ていた時、こんなセリフを耳にしました。

かるたは矛盾の競技よ
速く取ればお手つきが増え遅いと取られる 
その矛盾とつきあいなさい 
自分にとっていちばん最適な矛盾の交点を探しなさい

ちはやふる 桜沢翠

寝ぼけ眼で見ていたのですが、ぐっさり刺さってしまったので分析してみました。

かるたの矛盾

百人一首の攻防は、早く取ればお手つきのリスク、遅ければとられてしまうという絶妙な塩梅のゲームだ。

句が詠まれるたびに駆け引きが行われていると考えると、想像を絶するカロリーが消費されているのだろうと推察しました。

ほとんど見てなかったのですが、主人公は気絶(睡眠らしい)する描写があると聞き、納得。

3月のライオンでも、棋士達が軒並み甘いものを摂取しているのを見て、ブドウ糖は脳のエサと言っていました。頭脳戦おそろしい、、、

交点の探り合い

どんなゲームでも速度、正確性が変わらない相手との勝負ではどうなるんだろう?と考えたことはありませんか?

最善の一手を打ち続けると、どうやら千日手というループが発生するゲームもあり、百人一首ではそれが存在しない。

よくできたゲームだなとつくづく感じます。

コミュニケーションに当てはめると、千日手が水掛け論、白か黒かはっきりさせる勝負事と言ったところでしょうか。

つまりここでいう交点はグレーを探すということ。真っ黒すぎても真っ白すぎても負けてしまう、絶妙な塩梅を見つけるやりとり。

会話の中でも、織り込んでいきたいスキルですね。

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