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SQLをMacのターミナルから使う

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各種のポータブルなDB環境を使えるように設定したMACなシェルからSQLを使用していろんな小技を試してみています。
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シェルからSQL応用(01_翌月最終日をYYYYMMDD形式で取得,MAC,zsh)

シェルからSQL応用(01_翌月最終日をYYYYMMDD形式で取得,MAC,zsh)

概要SQLをシェルから実行することの実戦的な利用方法として各ソフトのSQLで使用可能な関数の機能を使った計算とか文字列処理の結果の取得がある。ログファイルの中身やファイル名自身が日付を含んでいる場合はとても多いからである。
年月日の計算はプログラム的にとか、表計算で対応しようとすると、結構複雑なことになる場合があるように思われるが、RDB環境のSQLでは暦の計算に役立つ関数が装備されている場合が多

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シェルからSQL実行する(csvq-01,MAC,zsh)

シェルからSQL実行する(csvq-01,MAC,zsh)

概要SQLを実行して何か結果を出すということは、データベースソフトの機能を使用しなくても、SQL実行をサポートしたツールを使用しても可能である。
csvqはcsvファイルに対してSQLを使用した操作が行えるツールである。
MACなのでHomebrewで導入しておく。

-zsh % brew install csvqRunning `brew update --auto-update`...==>

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シェルからSQL実行する(sqlite3-01,MAC,zsh)

シェルからSQL実行する(sqlite3-01,MAC,zsh)

概要Sqlを実行して、何か結果を出すのであれば、実はMACの場合、何かソフトを入れずとも、最初から入っているsqlite3を使うのが、一番手軽である。

% PS1="%N %# "-zsh % which sqlite3/usr/bin/sqlite3

でまず(values(0))を使ってSELECTしてみる。

-zsh % echo "select 5+4*3/2-1 from (valu

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シェルからSQL実行する(h2database-01,MAC,zsh,Java19)

シェルからSQL実行する(h2database-01,MAC,zsh,Java19)

概要h2database  でコマンドラインからSQLを指定して実行する。
Apache Derby付属ijで実行やhsqldb付属sqltool.jarで実行と同等機能の確認。

本質とは関係ないが、コマンドプロンプトに実行シェル(Macの場合zsh)を表示するように変更した上で、H2databaseのjarファイルの保管ディレクトリを環境変数に設定する。

~ % PS1="%N %# "-

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シェルからSQL実行する(hsqldb-01,MAC,zsh,Java19)

シェルからSQL実行する(hsqldb-01,MAC,zsh,Java19)

概要hsqldb付属のsqltool.jarでコマンドラインからSQLを指定して実行する。
Apache Derby付属のijで実行と同等の内容。
まず、MACのターミナルを起動してプロンプト表示を実行シェルがわかるように変えた後、MACのSafariでhsqldbをホームサイトからダウンロードした場合に配置されるディレクトリをHSQLDB_HOMEという環境変数に設定する。

~ % PS1="

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シェルからSQL実行する(Apache Derby-01,MAC,zsh,Java19)

シェルからSQL実行する(Apache Derby-01,MAC,zsh,Java19)

概要Apache Derby付属のijに標準入力からSQLコマンドをインメモリモードで起動したApache Derbyに渡して実行結果を得る。
テスト用SQLはSYSIBM.SYSDUMMY1を使用した(OracleでDUALを使用する場合と同様)Select文で簡単な計算(5+4*3/2-1)の結果を表示するものを使用。
なお、以下では事前に PS1="%N %# " を実行して、コマンドプロン

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