邸 和歌

人並みに野﨑まどが好きで、人並みに駄作を書くのが得意な……ただそれだけの、普通の人。

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最近の記事

SF創作講座第7期第1回梗概「三秒、目を離しただけなのに」

 6月24日(土)より、ゲンロン大森望SF創作講座第7期が開講する。  講座の詳細は省くが、要は一年間のSF短編小説バトルが行われ、最後には新人賞受賞者が決定する。  そんな講座では、毎月課題が出され、講座生は1,200字の梗概(あらすじ)・16,000字の実作を提出することになる。  今回の記事は、私(邸 和歌)がその講座のルールに従って初回課題の梗概を書いてみた、という内容である。 課題:「宇宙、または時間を扱うSFを書いてください」 【タイトル】  三秒、目を離した

    • SF創作講座を受講しての思い出②

       第二弾。前回の続きからということで第三回から振り返っていく。自分にとって大きな転機になった第三回はちょっと分量多め。 第三回課題「自分の得意なものを書きなさい」  梗概選出されて実作も褒められた奴だから全力で自分語りしていく。もしかしたら素人の物語作りのケーススタディとして役立つかもしれない。  まず、お題を見た瞬間頭を抱えたのを覚えている。いや、われ創作初心者ぞ? 得意なものとか言われても、これからそれを見つけるためにこの講座に参加してるようなものなんだが??? 周

      • SF初心者が読んで良かったと思えたSF作品5選

        はじめに  前記事で、私がSF創作講座を受講していることを書いたのだが、実は受講するまでSF作品を読んだことがほとんどなかった。ガチで野﨑まどと星新一をひと欠片くらいだった。『幼年期の終わり』や『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を開幕10ページほどで挫折した経験のあるSF弱者だから仕方ない。一年前くらいまでは「海外SF作品基本読みづらいから苦手だわぁ(オブラート64層包み)」とか言っていた。今はだいぶマシになったがそれでも苦手意識はある。  そんな私でも、素晴らしき先達

        • SF創作講座を受講しての思い出①

          はじめに 私は現在、「ゲンロン 大森望 SF創作講座」の第五期を受講している。  この講座は、毎月お題に沿った短編小説の梗概(1200字)を提出し、名立たる講師陣に読んでもらえる講座である。更に、梗概が選出された人は実作(20000字の短編小説)を次の月までに仕上げると、その短編小説も講師陣が読んでくれて評価してくれる。  詳しくは、HPを確認してもらえれば良いのだが、簡単に言えば「プロの作家や編集者に自分の作品を読んでもらったりアドバイスをもらったりすることが出来る講座