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NZアウトドアトリップ③~サーフタウン編~

今週からは、拠点としていたカイツナ川を離れ、訪れた街とそのアウトドア文化について書きたいと思います。主にサーフィンを行うために目的地を決めていたので、海沿いの街がメインです。今週は前編としてマウントマンガヌイとギズボーンという街でのことを書かせて頂きます。

マウントマンガヌイ/Mount Maunganui

NZに着いて最初の1週間は、思う存分カヤックで遊び、少しカイツナ川にも慣れてきたところで、初めて拠点としているカーパーク(トラウトプールリザーブ/前記事に登場)を離れ、サーフトリップへ出掛けました。
日本で出発前に調べていたサーフポイントの中で、拠点から1番近かったマウントマンガヌイという街を目指して出発。拠点のカイツナ川から車で40分程北上したところにあります。


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マウントマンガヌイに到着。まずはサーフポイントを下見。思った以上に観光客で賑わっていて、車が多い。翌日のサーフィンの為に駐車場を探していると、登山客用の駐車場があり、ひとまず安心。ここのシンボルとなっている山(マウントマンガヌイ)は、頂上まで30~40分で気軽なトレッキングが楽しめる。
その日は下見だけを行い、タウランガという隣町に見つけたバックパッカーに移動。そこで仲良くなったドイツ人のアレックスと一緒にサーフィンする約束をして、就寝。

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翌朝、アレックスと合流し、僕のレンタカーに乗り込み、昨日下見したポイントへ。到着して海を見ると、なんと波が小さすぎる(笑)。サーフィンできる状態ではない。とりあえず海沿いのカフェに入り、ベーコンエッグの朝食を摂りながら作戦会議を。上の写真は、カフェから海側を見た風景。この後、アレックスの提案でマウントマンガヌイに登ることに。


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マウントマンガヌイの登山道。こんな感じで歩きやすい道が続く。道は整備されているので、大した登山装備は必要なく気軽にトレッキングできる。僕たちのような観光客もいるけど、健康のために登っているような地元の方々もいる。日本でも毎朝や毎週末など、近所の裏山に登ることを日課にしている方々がいらっしゃいますが、身近で登りやすい低山は、地元の方に愛されていることが多い。健康のためにアウトドアをするって心身共にいい影響があるように思います。


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頂上に到着。こちらは北向きのビューポイント。先は見えないくらい向こうまで海岸線が見える。こちら側はほとんど手付かずの自然という感じ。


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こちら南向きののビューポイント。ここから見える海が我々がサーフィンしたかったポイント。さっき朝食を食べたお店は、写真の僕の頭のちょうど上あたり。海沿いにカフェやショップなどがたくさん並び、すぐそこには気軽にトレッキングができる山がある。

観光地としてだけでなく、街としてきちんと機能していて、都会的な豊かさと自然の豊かさのバランスがいいエリアでした。NZの方の老後に住みたい街としても人気とのこと。

結局マウントマンガヌイではサーフィンはできなかったけど、海と山などの自然とアウトドアアクティビティが暮らしのすぐそばにあって、アウトドアがある理想的なライフスタイルを見せてもらえたような気がします。良い街でした。


ギズボーン/Gisbourne

マウントマンガヌイでアレックスと別れ、そのまま次のサーフポイント、ギズボーンへ向かうことに。車で3時間半程度。
前情報によると、ギズボーンは上級者向けのリーフやポイントブレイク、初心者向けのビーチブレイクなど色々なタイプの波があり誰でもサーフィンを楽しめる場所らしい。しかも、オークランドなどの大都市からは離れているため、海も混雑していないとのこと。
次こそはサーフィンできるかもしれないとワクワクしながら車を走らせる。

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まずはボードレンタルの有無の確認と、サーフィンできるポイント教えてもらうため、地元のサーフショップへ。実は、僕は日本からサーフボードを持ってきていたのですが、1週間ほど放置してカヤックしている間、盗まれてしまったのです(笑)。
ボードは明日の朝一で借りに来ると約束し、ショップ店員さんが教えてくれたポイントに下見に向かことに。


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ポイントまで5分程度。大きくはないけど綺麗な波立ってるし、初級者の僕にもちょうどいい感じ。しかも雰囲気がとても良い。ビーチ入口に地元の方っぽい人が写っているけど、その気持ち、めっちゃわかる。ずっと海を眺めていたくなる。明日が楽しみ。


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その後食材の買い出しを済ませ、ホリデーパークというNZで有名なオートキャンプ施設に。ここはファミリーやグループで来ることが多いキャンプ場のようで、一人で来ている日本人は結構浮いていたのか、ちびっ子が冷やかしにきたり(笑)。

ご飯を作りかけていたら、近くでグループキャンプをしていたお父さんが「腹減ってないか?」とこれまた声を掛けてくれ、ごはんを一緒に食べさせてもらえることに。多分、僕は相当浮いていたのでしょう(笑)。


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キャンピングトレーラーにタープを2連結くらいしているテントサイト(写真右側)招いてくれ、ソーセージとビールを頂く。NZお父さん達は親戚同士3家族で休日を楽しむためにこのホリデーパークに遊びに来ているらしく、普段は牧場を経営しているとのこと。

僕のことも色々聞いてくれたので、日本でリバーガイドをやっていたことや、NZトリップが終わった後の仕事をどうするとか、結構色々話しました。

その話の中で、一人のお父さんが言ってくれて今でも心に残っているのが「small money, good life」という言葉。日常的にアウトドアを楽しみ、人生を豊かに過ごしている彼らだからこその言葉だな、と。沁みました。


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翌朝、昨晩ご飯に誘ってくれたNZお父さんと娘さんと記念写真を。NZお父さんと僕は寝起き感がすごいけど、娘さんは朝から可愛らしい。


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ホリデーパークを出て、昨日のサーフショップでボードとウェットスーツをレンタル。NZの海は夏でも冷たく、ウェットスーツは必須。

このポイントでは、小さい子ども達も普通にサーフィンをして楽しんでいて、すごく雰囲気が良かったです。混雑もしておらず、波も良く初級者の僕でも楽しめました。

その日もホリデーパークにもう一泊して、翌朝も同じポイントでサーフィンし、拠点であるカイツナ川に帰りました。

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来週に続きます。

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