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「オタク48・46プロデュース公演ドラフト会議」を終えて(4/3)

 ついに4部目に突入だ。もうよくわからないナンバリングになってしまった。最初から3部作などと宣言しなければよかったのに。さて例のごとくバックナンバーを掲載しておく。

 では早速、楽曲ドラフト編の解説に入る。レギュレーションの説明が未了であったため、簡単に。そもそも公演は、基本的に16曲で構成されているのがスタンダードである。その中でも、公演メンバー全員が出演する全体曲が11曲、出演メンバーでユニットを構成して演じるユニット曲が5曲が大まかな内訳。それぞれブロックごとに分け、全体曲1巡指名→ユニット曲1巡指名→全体曲2巡指名→…と入札していく。こちらも、メンバードラフト編と同じく完全入札制とし、他プロデューサーと競合した場合はその都度抽選を行う。

 また、48グループおよび46グループの楽曲をそれぞれ最低2曲ずつは指名しなければならないことがレギュレーションとして定められた。公演というものがない46グループの楽曲の中から、いかに公演向きな曲を探すか、というのが各プロデューサーの頭を悩ませたのではないだろうか。

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 さあ、この16人を獲得して、彼女たちにどのような曲を演じてもらうのか。完全にプロデューサーのセンスが問われる。しかし、こう16人並べてみると、公演向きっぽい16人が獲得できたなあと自画自賛したくなるバランスの良さだ(自惚れ)。理想の公演像は、バキバキに踊って格好良い公演というよりは、明るい曲調を中心に構成して、メンバーも観客も最後まで笑顔でいられる2時間にしたいなあという思いで選考した。そして、バックナンバーでも触れたが、この公演を通じて、彼女たちがまた一歩成長して羽ばたいていけるような、一歩背中を押してあげたいというプロデューサーからのメッセージを込められるような公演にしたいという思いも込めた。

「微笑みのポジティブシンキング」公演、開幕

前座ガールズ.「この世界が雪の中に埋もれる前に」(NMB48 TeamN 3rd「ここにだって天使はいる」公演/ユニット曲5巡目/小川紗奈(c)、平田詩奈(c)、清宮レイ、伊藤純奈)


 なんと選んだメンバーは16人だけではなく、ドラフトで盛り上がりすぎたプロデューサーたちは前座ガールズまで指名していたのである。本チームの指名は、小川紗奈(HKT48)、平田詩奈(SKE48)、清宮レイ(乃木坂46)、伊藤純奈(乃木坂46)の4名。

 4人についても解説はしていきたいが、また長くなってしまうので詳細な説明は割愛させていただく。ただ、全員本指名を受けていてもおかしくなかった位置での評価をしていたことだけは強く申し上げておきたい。競合などの兼ね合いにより、本指名とはならなかったが、彼女たちにも大きな期待を寄せている。

 そして、この4人に演じてもらいたい曲として選んだのが、「この世界が雪の中に埋もれる前に」。公演を構成するにあたって、膨大な数の楽曲を改めて勉強したが、本公演で選んだ曲の中で最も掘り出し物ではないかと思う一曲。

 前座ガールズの曲は立ち位置が正直難しい。本公演より盛り上がりすぎるのもどうかという感じだし、かといって今から本公演が始まるというのにあまりにも暗い曲調も向かない。そのあたりをちょうどよくクリアしていける曲調、そして歌詞ではないかと思う一曲がこちらである。

 「この世界が銀の布に覆われたって 未来へ向かう勢いで突き抜けよう」「何かしたかった 僕たちのために愛するエビデンス」。まさしく、このドラフト会議の開催趣旨、そして本公演のコンセプトに合致する歌詞。観客へこの公演の方向性を示すには十分すぎる曲だ。

00.overture

01.重力シンパシー(AKB48 チームサプライズ)(AKB48チームサプライズ 1st「重力シンパシー」公演/全体曲1巡目/センター金村美玖)

 栄えある楽曲ドラフト第1巡指名。公演の開幕を告げる高揚感をもたらすにはうってつけの1曲だろう。overtureから繋がっていくイントロがなんとも気持ちが良い。横浜DeNAベイスターズの攻撃が始まる、勝利の輝き~石川雄洋の応援歌ぐらい繋がりが良い。

 あえてセンターには、46グループから獲得した金村美玖を起用。48グループのコンサートではおなじみとなった同曲であるが、裏を返せばありきたりな開幕という評価にもなりかねない。この楽曲が公演の1つの軸となる以上、Wエースの1人である金村美玖をセンターで起用することで、観客へ同曲の新たな印象と、強いインパクトを残したいところだ。


02.正義の味方じゃないヒーロー(AKB48 TeamB)(AKB48 28th single「UZA」TypeB/全体曲10巡目/センター福岡聖菜)

 重力シンパシーでの高揚感をいかに持続させていくかがここのテーマ。程よいロックチューンから観客を煽っていく。どこぞの界隈では替え歌で盛り上がられそうだが、まあ気にしないでおこう。先日行われたTeamBのコンサートは、1曲目:正義の味方じゃないヒーロー→2曲目:重力シンパシーだったとか。(言い訳がましくなるが、これはまったく意識していなかった。)

 誰もがイメージできるような「学校あるある」が続く歌詞から、「どれくらい戦いに意味あるか 誰もわからないけど」と一節だけでメッセージを打ち出す秋元康には恐れ入る。公演構成を含め、ドラフト会議をやってみると、その難しさを痛感して、秋元康には二度と文句が言えなくなる体質になってしまった。(とはいえ新公演は早くやってほしいのも本音だ。)


03.アーモンドクロワッサン計画(NMB48 TeamBⅡ)(NMB48 1st Album「てっぺんとったんで!」TypeB,劇場盤/全体曲7巡目/センター岩立沙穂)

 将来好きな人と一緒にパン屋を経営したいという夢を綴ったポップなアイドルソングであるが、その一方、ところどころで「地元密着型が良い」などと将来設計がやけに詳細で生々しい。

 NMB48の楽曲の中で1,2を争うほど好きな曲。ただそれだけの理由だけでは公演曲には選べないが、この16人ならぴったりな世界観を表現できそうな気がしている。そして満を持して、キャプテン岩立沙穂をセンターに起用。このチームメンバーの空気感を一番体現できるのは彼女であると思うし、この曲も彼女のセンター楽曲にはぴったりではないかと思う。


04.推定マーマレード(AKB48 フューチャーガールズ)(AKB48 32nd Single「恋するフォーチュンクッキー」TypeK/全体曲3巡/センター佐々木優佳里)

 「さっきパンの話したんだから、マーマレードの話は繋がりが良いでしょ!」となんとも安直な発想がきっかけ。とはいえ、世界観の繋がりも良いし、前半ブロックのラストを締める曲としては、曲調もいい感じに落ち着かせることができるのかなと。

 前半ブロックはできるだけ盛り上がった感じで進めていきたいので、「重力→正義の味方の2曲1セット」で場の空気を一気に盛り上がらせる役割を、「アーモンドクロワッサン→マーマレードを2曲1セット」で、徐々に前半ブロックの着地点へ向かっていく感じをという想定。センターには佐々木優佳里を起用。本公演の中でも一番ふんわりとした世界観の楽曲なので、彼女が適任のような気がしている。


05.明日のためにキスを(AKB48 TeamK)(AKB48 TeamK 6th「RESET」公演/ユニット曲2巡/豊永阿紀(c)、金村美玖、佐々木優佳里、門脇実優菜)

 豊永阿紀に歌い出しをやってほしいというプロデューサーの願望をゴリ押した。(別に1人で決めているのだから反対する人もいないのだが)しかも、HKT48のTeamH公演で実際に豊永阿紀はこのユニットをやっているのだ。それでもここで同曲を採用するということは、彼女の歌声に惚れているということである。ユニット曲ブロックの1曲目であり、なおかつ、MC明けでもあるから、やや観客席も落ち着いてしまっているところから始めなければいけない。そこにイントロのないこの楽曲を起用して、豊永阿紀の歌い出しが観客に強烈に刺さることを期待している。

 ユニットメンバーには金村美玖も起用し、Wエースを惜しげもなく登板させる。それだけユニット曲ブロックの肝になる1曲だと思っている。歌唱力勝負なところがある曲なので、門脇実優菜と佐々木優佳里もあわせて選考。公演中盤のスタートダッシュを決めたい。


06.向日葵(AKB48 ひまわり組)(AKB48 ひまわり組 1st「僕の太陽」公演/ユニット曲1巡/長友彩海(c)、中村歩加、佐藤楓、藤吉夏鈴)

 ユニット曲部門の1巡目指名。なぜこの曲を起用したかというと、お待たせしました、「身長バランス理論」の登場です。

 同曲は4人が横並びになり、スタンドマイクを立て、そこから動くことはほとんどない。つまりメンバーの身長差がかなり目立つ。「身長バランス理論」の真髄を感じてもらうには最適の1曲だろう。本公演では、長友彩海、中村歩加、佐藤楓の161cmトリオと、藤吉夏鈴(165.1cm)の4名を起用。「藤吉夏鈴だけ背がちょっと高いじゃないか!」と身長バランス理論過激派からクレームが来るかもしれないが、この楽曲には衣装で麦わら帽子を被るメンバーがいる。そこで調整できればおそらく綺麗に身長が横並びになるだろう。


07.鏡の中ジャンヌ・ダルク(AKB48 TeamB)(AKB48 TeamB 3rd「パジャマドライブ」公演/ユニット曲6巡/佐藤朱(c)、清水麻璃亜、福岡聖菜、荒井優希、神志那結衣)

 ふんわりとした世界観でやり続けるわけにもいかないので、方向性を変えた一曲をここで起用。同じ5人ユニット曲の「Nice to meet you!」と最後まで悩んだため、ユニット曲ブロック最後の巡目での指名となった。歌詞のメッセージ性は、本公演のコンセプトからすれば外すことができないもので、こちらの曲を選択して正解だったなと今では思っている。

 フォーメーションは1列目に佐藤朱(170.5cm)、2列目に福岡聖菜(158cm)、清水麻璃亜(158.3cm)、3列目に神志那結衣(163cm)、荒井優希(165cm)。身長を気にしたというよりは、曲の世界観に合わせて5人を選んだつもりだが、結果的に、「身長バランス理論」を意識したフォーメーション作りもできたので大満足の選考となった。


08.天使はどこにいる?(fairy w!nk)(fairy w!nk 1st Single 「天使はどこにいる?」/ユニット4巡目/梅山恋和、地頭江音々)

 AKB48じゃんけん大会から生まれた一曲。筆者はこの曲も含め作曲:外山大輔氏の楽曲がどストライクで好みだ。(他にAKB48「青春ダ・カーポ」、SKE48「12月のカンガルー」「望遠鏡のない天文台」、HKT48「大人列車」など)普通に好きな曲を選んでいくと同氏作曲の楽曲がかなりの割合を占めてしまうが、それだと同氏がプロデュースした「ミネルヴァよ、風を起こせ」公演との差別化を図れないため、かなり選ぶ楽曲は絞った。

 この曲は、梅山恋和と地頭江音々の将来のエース候補2人で演じてもらう。それほどダンスも激しい曲ではないため、2人とも156cm台という身長バランスがさらに良い味を出すだろう。「それぞれの目的がぶつかる道は ただまっすぐ歩くことも息苦しくなる」「天使の夢を見ていた そう誰か僕のことを待ってる」大人数のメンバーが在籍するグループにいる少女たちの苦悩と、その中にある希望を見事に書き切った名曲だと思う。


09.夢でKiss me!(AKB48 TeamA)(AKB48 TeamA 7th「M.Tに捧ぐ」公演/ユニット曲3巡/岩立沙穂)

※未音源化楽曲のため、引用リンクなし(AKB48 13期生公演 in TDC ~今やるしかねぇんだよ! を視聴されることを強く推奨する)

 筆者がAKB48に戻ってきたきっかけになる楽曲。おそらく、先述した13期生公演での岩立沙穂が演じた夢でKiss me!を見る機会がなければ、今の自分はいないだろう。それ以降、彼女がこの曲を演じる機会はないため、「それならプロデュース公演でやらせるしかない!」というプロデューサーのエゴが存分に溢れた選考である。

 彼女の類まれなるアイドル性を引き出すことができる楽曲として、これ以上のものがあるのだろうか。私がそうだったように、彼女の魅力に気づくにはこの1曲で十分だと思う。「あと一歩」の状態が続く彼女にとって大きな武器となるであろうこの楽曲を完全に自分のものとしてほしいと思っている。


10.モニカ、夜明けだ(48グループ NEXT12)(AKB48 56th Single 「サステナブル」TypeC/全体曲4巡/センター金村美玖、神志那結衣)

 公演もいよいよ大詰めに差し掛かる。夢でKiss me!でガチ恋モードに入った人たちを現実に連れ戻そう。MC明けの空気を一気に変えるイントロからスタートし、一気にシリアスな雰囲気へ引き込む。

 「ようやく機は熟したか そろそろ始めるか 今まで耐えていたこと 今でも夢見ること」あと一歩のところを耐え続けてきた彼女たちが、反撃の狼煙を上げる決意表明をするような歌詞はこの公演のコンセプト通り。エース金村美玖(162cm)と、神志那結衣(163cm)のWセンターで、終盤戦の始まりを告げる。


11.かき氷の片想い(乃木坂46)(乃木坂46 2nd Album「それぞれの椅子」TypeC/全体曲9巡/センター中村歩加)

 夢でKiss me!からどうもプロデューサーの様子がおかしい。まだ現実に戻りきれなかったのだろうか。もしくは現実を痛感してしまったのか。「かき氷は儚すぎる 一瞬の片想い」プロデューサーの想いが乗った歌い出しである。

 基本的には、メンバー全員になんらかの楽曲でセンターを務めさせる方針で進めてきた。今回のセンターは中村歩加を抜擢。46グループの楽曲がこの公演で初登場したが、48グループからセンターを抜擢することで、この曲の新たな一面を模索したい。そういった面ではかなり挑戦的な人選になるが、彼女のポテンシャルに期待している。


12.ハッピーエンド(AKB48 レナッチーズ)(AKB48 46th Single「ハイテンション」TypeA/全体曲2巡/センター藤吉夏鈴)

 プロデューサーの様子がおかしくなりどんどん暗くなりそうなので、曲調ぐらいは明るくしよう。片想いもハッピーエンドで終わると良いなあ…。(やっぱりおかしい)本公演2度目の作曲:外山大輔氏の楽曲。競合必至とみて、2巡目に繰り上げて指名したのが功を奏した。

 「夢をなぜ見るのでしょう?覚めてしまうのに…」明るい曲調で選んだはずが、夢でKiss me!で引き込まれた観客に歌い出しから現実を突きつける。ただ、残酷な現実だけで終わらせては辛いだけだ。「ハッピーエンドは 夢が覚めた後で 言葉や仕草のその全て 記憶に残しておきたいから」今日の公演は夢ではなく、現実だ。今日の16人の輝きを記憶に残して、笑顔で家路についてほしいという筆者の想いがここに詰まっている。(実施されないからそもそも夢でしかないだろうというツッコミはなしで)


13.隙間(乃木坂46)(乃木坂46 13th Single「今、話したい誰かがいる」通常盤、ここさけ盤/全体曲8巡/センター豊永阿紀)

 MCを挟み、いよいよ本編も最後の曲となった。個人的には乃木坂46の曲の中でも1番良い曲なんじゃないかと思っている。肝となる歌いだしの西野七瀬パートは、満を持してエース豊永阿紀に託す。ダンスパフォーマンスに自信があるというよりは、歌唱力勝負なメンバーが多いチームであると思っているので、この曲もきっちり歌い上げてくれると思っている。

 「隙間を大事にしてゆっくり生きて行きたい 一日のその意味合いを確かめて前に進む」僅かな期間だけで彼女たちをとりまく環境が大きく変わることはないだろうが、一日一日の積み重ねが彼女たちの自信と経験になる。この公演の本編を締めくくるには最高の歌詞ではないだろうか。


Ec1.らしくない(NMB48)(NMB48 10th Single「らしくない」/全体曲11巡/センター清水麻璃亜、佐藤楓)

 「そんなしんみりした感じで帰らせるわけないだろ!」と、本公演のコンセプトを思い出させるような王道のアップテンポナンバー。アンコール明け1曲目という、劇場の空気を一変させる役割はかなり重要で、最後までどの曲にするか悩んだ。(ほかの指名候補に「ロックだよ、人生は…」など)最終巡での指名となった割には、最後まで悩むことができる選択肢が残っていたのは幸運だった。

 「らしくない」という題名からして、転換の大事なポイントを任せる楽曲としては適していたのだろうと結果的には感じている。「君のこと想うだけでも 情熱のドーパミンが体中を駆け巡るよ」結局、アンコール明けでもプロデューサーはこじらせていた。


Ec2.左胸の勇気(乃木坂46)(乃木坂46 1st Single「ぐるぐるカーテン」全形態/全体曲6巡/センター門脇実優菜)

 あとは一気にクライマックスへ。ところで、「ぐるぐるカーテン」ってなんでこんな良曲ばかり収録されてるんだと今回改めて感じた。デビューシングルに打ち出すには100点満点の内容だ。この左胸の勇気も、今回改めて勉強し直した結果、指名することができた一曲だと思っている。センターは門脇実優菜に任せ、元気いっぱいに客席を煽って盛り上げてほしい。

 歌詞の一節を引用せずとも、一曲すべての歌詞が16人に対するメッセージだ。本来46グループの曲はレギュレーションの最低曲数である2曲でと考えていたが、この曲も含め、3曲組み込めたことは収穫だと思う。できれば欅坂や日向坂の楽曲も組み込みたかったところだが、筆者の勉強不足でバリエーションをもたらせなかったことは反省点である。


Ec3.微笑みのポジティブシンキング(SKE48 紅組)(SKE48 7th Single 「オキドキ」TypeB,劇場盤/全体曲5巡/センター荒井優希)

 公演名でもはやネタバレだったが、最後の1曲まで引っ張った。この公演の全体曲の中では最も指名したかった楽曲であることは間違いない。他の楽曲との指名巡の兼ね合いもあり、全体曲第5巡の指名となったが、万一、他プロデューサーに獲得されたらどうしようという不安は常にあった。

 このご時世にタイムリーな一節になってしまったのは偶然だとは思うが、この公演を演じ切った16人のメンバーと、この公演を観覧してくれた観客へのメッセージを、この曲の最後の歌詞を引用して伝えることで、本公演の解説を締めくくることとしたい。

 「立ち止まらないで歩くんだ もう一度 微笑みが戻るまで ガンバレ!微笑みの夜明けまで」


あとがき

 まずは、ここまで読んでくださった読者の方々に感謝を申し上げたい。ただのオタク仲間での遊びが、このような長編の文章にまとめることになるとは、私が一番驚いている。

 「身長バランス理論」だなんだと、ふざけた話を交えながらお届けしてきたが、このイベントを経験したことで、本当にアイドルが好きだなと改めて感じられたことが一番の収穫であったと思っている。

 公演であったり、握手会であったり、今まで通りの形態に戻るにはどれだけの時間がかかるかわからない状況に残念ながらなってしまった。そのような状況でも、メンバーたちは模索しながら戦っている。その努力を無駄にしないよう、一日でも早い日常が戻ることを願うとともに、この熱量で彼女たちを今後も応援していきたいと思う。

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