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もう迷わない!テスト作り基本型5選

こんにちは!
やしろです。


今回は、公式LINEで
質問が多かったテーマを
記事にしたいと思います。

今回のテーマは
「テスト作成」についてです!


中学の定期テストは
小学校のテストとは異なり、
ゼロベース!!


資料1つから
自分で選んだり
作ったりして、
かなりの時間と神経を
使う作業です・・・。


国語は題材が決まっていたり、
数学は例題の数字を
変えたりして定期テストを
作ることができますが、
(国語・数学の先生ごめんなさい)


社会科のテストは、
自由度が高い分、
逆にゼロから作るのが、
かなり大変です!!


しかも成績に
反映されるので、
ミスや不適切な問題は
許されません。

現に私も
定期テストづくりは
腰が重たく感じて、
取りかかるのにも
一苦労でした。


「良いテストをつくらなきゃ!」


という使命感もあったので、
かなりの時間を費やしていました。


土日、PCと向き合って
テスト作成に明け暮れたのも
いい思い出です・・・(?)

なので、
先ほど挙げた皆さんから
いただいた質問内容には
ものすごく共感します!


日々の業務に
押しつぶされる中での
テスト作成は本当に
大変ですよね。


ということで、
今回はアンサー企画も兼ねて
社会科定期テストの
「基本型」をご紹介します!

今回ご紹介する
基本型を意識すると
定期テストが作成
しやすくなります!


実際の問題例も
提供するので、
ぜひ最後までお読みください!


(1)歴史年表


この型は、
主に歴史的分野の
出題で使えます!

ある意味、
オーソドックスな形式です。


入試問題でも多く
扱われているので、
定期テストでこの形式に
慣れておくと良いかもしれません。


年表形式の
良いところは主に2点。


1つ目は、
歴史上の出来事を
時系列で視覚的に表していて
分かりやすい点です。


子どもたちが一番苦手に
しているといっていい
"年代並び替え問題"
この形式で出題される
ことが多いですよね。

2点目は、
特定の期間に絞って
出題できるので、
どの時代でも出題しやすい点です。


私は、歴史的分野の出題では、
毎回この形式を使用していました。


大問1つ目は、
コレで決まりですね!


(2)会話文


この形式は、
地理・歴史・公民的分野で
使える万能型です!


会話文は、
登場人物の説明や
会話の流れから、
出題することができます。


よくみられるのは
真面目なパターンですが、
私はちょっと面白い会話
のパターンが好きです!

登場人物を
学年の先生や校長先生の
名前にしたり、
(先生方には許可を取りましょう)


会話の流れを
最近の流行りと絡めたり
工夫していました!笑


テストではありますが、
生徒が解答したくなるような
仕掛けが重要です!


よくテスト後に

「先生、あの会話文面白かったです!
 あ、問題はちゃんとできましたよ!」

と言われていました。


大問2つ目は、
コレで決まりですね!


(3)カード形式


こちらの形式も
地理・歴史・公民的分野で
使える万能型です!

特に、
似ているものを
比較をさせたい時
に出題しやすいです!


カードの数は、
3~4つが出題しやすいですが、
2つでも良いと思います!
(例えば、扇状地と三角州)


出題パターンは、
・人物
・文化、作品
・政治
・時代
・各地域の特色


など挙げれば
キリがないくらい
汎用性が高い形式です。


こちらの記事の
「古代文明」「三大宗教」
について出題する際にも
最適だと思います。

大問3つ目は、
コレで決まりですね!


(4)号外新聞


こちらの形式も
地理・歴史・公民的分野で
使える万能型です!

そして、この形式は、
私が特にこだわって
出題してきた型でもあります。


NIE(エヌ・アイ・イー)
(Newspaper In Education)
に教育的な効果があることは、
こちらの記事でも紹介していますが、

一部の高校入試でも
新聞形式の資料を読み解く
問題が出題されています。


なので、
そういった"読み解く力"
をつけさせたい!
ということと、


子どもたちに馴染みのない
新聞への"抵抗感"をなくしたい!
という想いで
出題してきました。


出題パターンとしては、
正直、何でもOKですが、


私は、
・歴史的な一場面、絵画
・地理の○○問題・現象、特異的な地形
・公民の人権、政治、国際問題


などのテーマを
この型に当てはめて
出題していました!


しかも、
1つテンプレを作っておくと
次回も違う問題で
出題できるのでオススメです!


大問4つ目は、
コレで決まりですね!


本記事では、
号外新聞の定期テスト
テンプレを提供します!

① 『号外新聞』定期テストテンプレ(Word版)
 ※自由民権運動、大日本帝国憲法に関する問題例付
 ※模範解答付き

② 毎回使えるテストの表紙(Word版)
 
テストっぽく表紙をつけたい人にオススメ!

(5)時事問題


こちらは実際に
出題されている先生方が
多くいらっしゃると思います!
(Xのアンケートでは4割)


私は、生徒が日ごろの
ニュースや社会の出来事に
関心を持てるように
必ず出題していました。


厳密にいうと、
中1の1学期に


「来学期から時事問題を出すよ!」


と予告しておいて、
2学期から出題していました。


ある生徒に
「テスト範囲じゃないのに
 問題にするのやめてください!」
と言われたこともあります。


なので、
できる限り
テスト範囲の内容で
時事に関わるものを
出題していました。

テスト範囲に「APEC」が含まれている


テスト範囲に「ヨーロッパ州の国々」が含まれている


また、テスト範囲に含まれて
いなくてもこれまでの知識を
活用すれば解けるような問題も
出題していました。

前年度に「上皇」について学習済み


あとは、時事問題を
"5・6月のニュースから"
など期間を指定してあげると、
生徒のモチベーションも上がります!


配点はごくわずかですが、
毎回の定期テストで
時事問題を出題することで、
3年生の公民的分野の学習に
生かされていきます。


大問5つ目は、
コレで決まりですね!


(6)思考力を問う問題


ここまで紹介した
(1)~(5)の型が
「知識・技能」や
「思考力・判断力・表現力」を
測る問題として出題できます!


さらに、個人的に
購入して良かった
定期テストの良問をまとめた
本があるので紹介します!


地歴公民3分野の
ちょっと違った角度からの
問題が収録されているので、
かなり面白いです!


私もこの本の内容を
改題して定期テストを
作るときもありました。


定期テストのみならず、
小単元テストや
授業の問いづくりにも
勉強になる本だと思うので、
ぜひ手にとってみてください!


ー終わりにー


以上の5つが、
テストづくり基本型5選
となります!


これだけのバリエーションがあれば、
目の前のテストづくりが
少し楽になりませんか?


こちらの記事↓では、
5選全てのテンプレ&問題例
を提供しているので、
興味がある方はぜひ!
超大ボリュームです!


本記事のテストテンプレは
公式LINEで「てすと」(ひらがな三文字)
とメッセージを送ると入手できますよ!

▼こちらをクリックして公式LINEへ!

最後まで、
お読みいただき、
ありがとうございました。


次回の記事も
お楽しみに!



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