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もしたむっ!

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『もしたむっ! ~もしも田村修が大量発生して「おさむ族」を作り上げたら』と、それに関する記事をまとめました。
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2020年8月の記事一覧

ショートストーリー《もしたむっ!》Osamu.7:よさむと雪景色

 この日出社することになった「よさむ」は、玄関のドアを開けて愕然とした。 「おいおい………

ショートストーリー《もしたむっ!》Osamu.8:ろさむと弾き語り

 この日出社する「ろさむ」は、修から今日の諸注意を聞かされていた。 「今日は仕事終わりに…

ショートストーリー《もしたむっ!》Osamu.9:をさむとダンス

 大量発生している26人のおさむ族たちは、普段はリビングに雑魚寝している。この日の真夜中…

ショートストーリー《もしたむっ!》 Osamu.10:きょさむとクッキー

 休日の早朝4時。修は赤いエプロンをして台所に立ち、『何か』を作っていた。  その『何か…

ショートストーリー《もしたむっ!》Osamu.11:しょさむとストレッチ

 ある日の休日。黒のTシャツと紺のジャージに着替えた修は、部屋でなにやら準備運動を行って…

ショートストーリー《もしたむっ!》Osamu.12:ちょさむと散髪

「うーん……」  休日の朝。洗面所で鏡を見ながら、修は悩んでいた。自分の髪の毛をいじり、…

ショートストーリー《もしたむっ!》Osamu.13:にょさむとお酒

「う~……」  午前0時過ぎ。会社の飲み会から帰ってきた修は、低く唸りながら玄関のドアを開けた。 「おかえり、おさむ」  遅い時間にもかかわらず、修を出迎えたのは「にょさむ」だった。 「おお……ただい、ま……」  そのまま玄関先で倒れ込む修。「おい!」とにょさむが慌てて駆け寄る。 「んうぅ……」  真っ赤な顔で唸る修を、にょさむは抱きかかえる。 「酒の匂い……」  にょさむはそれに気づき、ポツリと呟く。 「お前! 下戸のくせに何で酒飲んじまったんだよ!」  声を控えめに叫ぶに

ショートストーリー《もしたむっ!》Osamu.14:ひょさむと水鉄砲

「動くな。手を上げろ」  ある夜。荒らされた自室で、修は「ひょさむ」に向けて拳銃を構えて…