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短歌「IMAGINARIUM」

junaida展が良すぎたので短歌にしてみる。



IMAGINARIUM (イマジナリウム)

天井の花畑から種子が落ち
それは下界で雪と呼ばれて

ひとり行くオホーツクの冷たさを共に味わう僕と流氷

道なんか有限でしかないのだし僕らはきっとすれ違ったね

ポケットの中の少女のポケットの中の少女のポケットの中

三次元的な歪みが三つ編みに現れていま少女も歪む


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