読書日記『夏への扉[新版]』(ロバート・A・ハインライン、福島正実・訳、2020)
SFと猫が好きな友人から借りた。友人曰く「猫好きが書いた猫好きのためのSF」。
主人公ダニエル・B・デイヴィスと飼い猫・護民官ペトロニウス(通称ピート)のお話。
ピートはジンジャーエールが好物なのだが、もうこの部分だけでピートが好きになってしまう。私も無類のジンジャーエール(辛口)好きだから。
ピート、めっちゃ猫。良い。
内容は古典的SFという感じで、二転三転する流れが面白かったが、女性に若さと家庭的部分を求めているところはフェミニズム的に嫌だった。書かれた年代が古いのでしょうがないし、そういう価値観の違いを知れることが本の良い部分だとも思う。
読了日:2022/12/27
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