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『メモの魔力』前田裕二(SHOWROOM)【書評】

著者:前田裕二
編集者:箕輪厚介
出版社:幻冬舎×NewsPicks[NEWS PICKS BOOK]


1.この本を読んでみた理由


・「2019年に1番売れたビジネス書」として、累計63万部(電子書籍6万7千部を含む)を達成しているほどの話題作で、気になったから

・なんとなく、メモを取る人はかっこよくて優秀なイメージがあったから

・表紙が豪華で、読みやすそうだったから


他にも、、、


・アイデアで周りの人と差をつけたい人

・今より上手く、他人とコミュニケーションを取りたい人

・自分のことをもっと深く知りたい人


などにオススメです!


2.実際にこの本を読んで成長するスキル


①アイデアを生み出せるようになる(知的生産性の向上)

②情報を素通りしなくなる(情報獲得の伝導率向上)

③あいての「より深い話」を聞き出せる(傾聴能力の向上)

④話の骨組みがわかるようになる(構造化能力の向上)

⑤曖昧な感覚や概念を言葉にできるようになる(言語化能力の向上)

その結果、、、

情報獲得から転用までのアイデアが簡単に見つかり、

多くの人と親密に深いコミュニケーションをとれるようになり、

改めて自分のことをよく知ることができるようになった。



3.著者の紹介

前田裕二
SHOWROOM株式会社代表取締役社長。
1987年生まれ。2010年に早稲田大学政治経済学部を卒業後、外資系投資銀行に入行。11年からニューヨークに移り、北米の機関投資家を対象とするエクイティセールス業務に従事。数千億〜兆円規模の資金を運用するファンドに対してアドバイザリーを行う。13年、DeNAに入社。仮想ライブ空間「SHOWROOM」を立ち上げる。15年に当該事業をスピンオフ、SHOWROOM株式会社を設立。同年8月末にソニー・ミュージックエンターテインメントからの出資を受け、合弁会社化。著書『人生の勝算』はAmazonベストセラー1位を獲得。


4.その他の著書

『人生の勝算』
今、最も注目される若き起業家が生きていくための路上ライブで身につけた人生とビジネスの本質をすべて明かす―。
SNS時代を生き抜く為に必要な〝コミュニティ〟とは何か。
SNSの次の潮流である、ライブ配信サービスの最前線はどこか。
アーティスト、アイドル、モデルなどの配信が無料で視聴・応援できる。そして、誰でも配信者になれる。画期的な仮想ライブ空間の「SHOWROOM」を創り出した前田裕二の全思考。


5.本の構成

序章:「メモの魔力」を持てば世界に敵はいない

 メモがあなたの「人生のコンパス」を作る
 メモによって夢は現実になる

第一章:メモで日常をアイデアに変える

 メモを「第2の脳」として活用する
 「記録」ではなく「知的生産」のためにメモをとる
 僕にとってメモは「生きること」である
 メモによって鍛えられる5つのスキル
 アイデアを生み出すメモの書き方
 ノートは見開きで使う
 「ファクト→抽象化→転用」という最強のフレームワーク
 日常すべてをアイデアに変える
 「抽象化」と「転用」でさらに思考を深める
 「SHOWROOM」もメモから生まれた
 「日付」「サマリー」「標語」を書く
 4色ボールペンによる「色分け」で判断能力を上げる
 「記号」の使い分けによって情報にフラグを立てる
 「標語」が伝える力の源泉になる
 「朝5時半の女」は秀逸な標語事例

第二章:メモで思考を深める

 「抽象化」は人間に与えられた最強の武器
 抽象化の3類型「What」か「How」か「Why」
 特に価値が高いのは「どんな?」「なぜ?」による抽象化
 『君の名は。』の面白さを1分で伝える
 抽象化とは、「本質を考える」こと
 「解くべき課題」を明確に持っているか?
 What型抽象化で、言語化能力を高める
 右脳だけでは人を動かせない
 言語化の第一歩は自分の心に「なぜ」を向けること
 レトリックにこだわり、独自の言葉を生み出す
 言語化がうまい人間に共通する2大条件
 「刺さる」言葉のストックが表現を洗練させる
 「我見」と「離見」が抽象化を加速させる
 写真を撮ることで「離見の見」を育てる
 「抽象化ゲーム」のすすめ

第三章:メモで自分を知る

 メモの魔力が「自分」を教えてくれる
 時代に取り残されない人材になるには
 個の時代においては「オタク」が最強
 就活で書いた「自己分析ノート」30冊
 「人生の軸」を見つける
 「タコわさ理論」
 自己分析に関するすべての問いに答える
 「抽象化」なくして自己分析は存在しない
 実際に自己分析ノートを書いてみる
 「では具体的に何をするか」まで書かなければ人生は変わらない
 自分のコアにたどり着くまでやり切る

第四章:メモで夢をかなえる

 「言語化」で夢は現実になる
 「想い」と「思い」の違い
 考え得るすべての夢を書き出してみる
 夢に優先度をつける
 モチベーションの2種類
 とるべき行動の細分化
 ゴール設計時に有効な「SMART」というものさし
 ストーリーを語る際に重要な三つのポイント
 エピソードの「着地点」を先に提示する
 「自分」とアポをとる
 「ライフチャート」で人生を水平に捉える
 人生を段階に分けてキーワードをつける
 「変曲点」に幸せの源泉が秘められている
 誰にだってストーリーがある

第五章:メモは生き方である

 メモの本質は「ノウハウ」ではなく「姿勢」である
 メモで「創造の機会損失」を減らす
 いち早くメモを「努力」から「習慣」へ
 メモを習慣化するためのコツ
 シャワー中にアイデアが浮かぶ理由
 あなたの「人生の勝算」は何か
 「やりたいことが見つからない」は本当か
 あなたは何に突き動かされているか
 「メモ魔」になる準備ができているか

終章:ペンをとれ。メモをしろ。そして人生を、世界を変えよう。 


6.この本を読んで成長したこと

・情報獲得から転用まで、アイデアが簡単に見つかるようになったこと

・多くの人と親密に深いコミュニケーションをとれるようになったこと

・改めて自分のことをよく知ることができるようになったこと


7.この本からみなさんへのメッセージ

「メモによって世界を知り、アイデアが生まれる。

 メモによって自分を知り、人生のコンパスを持つ。

 メモによって、夢を持ち、熱が生まれる。

 その熱は確実に自らを動かし、人を動かし、

 そして人生を、世界を大きく動かします。」


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