N澤

書くことが好きで書いて公開したり後悔したりしている。

N澤

書くことが好きで書いて公開したり後悔したりしている。

マガジン

  • 世末涼子の憂鬱

最近の記事

寝過ぎた休日の過ごし方

よく眠った日ほど眠たいものである。 布団から這い出て時計に目をやる。 時計は昼のシンデレラ(12時)を余裕で過ぎ、 13時半を指していた。 「くっくっく…果たして13時半を"指していた"のは"時計の針"か"現実"か」(意味不明脳内テロップ) ともあれ神は私から朝を奪い去った。 「もう今から何しても手遅れ感」だけが残った。 本当は今日中に終えたい仕事の課題もある。 明日の会議の準備もあるのに。。 しかし、もうシンデレラはガラスの靴を履いてどこかへいってしまった後だし、

    • 【社会人へ】忙しくても本が読めるようになる方法

      社会人症候群のなかでも大変オーソドックスな症状として「本が読めない」がある。 この記事では「なぜ読めないのか?」と「読めるようになる工夫」をお伝えする。 読めない原因はこれ!!!! ・忙しくて、本を読んでても他に色んなやらなきゃいけないことが浮かんで集中できない ・忙しいのにこんなゆっくり本読んでていいのかな?となる 読めるようになる方法✨ ・読書の優先順位をあげる 娯楽のひとつでなく、生活にも仕事にも精神にも必要なものと考える。世の中のトップたちは皆本を読んでいる

      • 「ブレイクタイム」脳内議論ブレイクアウト私

        はい、ここは喫茶店。 私は珈琲とクラブハウスサンドを注文し ブレイクタイムと洒落込むことにした。 ここで疑問がわく。 ブレイクタイムとは何だ。 ブレイクというと、「何をぶっ壊す」イメージがある。単純単細胞に直訳すると「時間をぶっ壊す」ということになる。 窮地に立たされた超時空バトルの主人公が展開をひっくり返す際の決め台詞のようだが、超時空バトルっていったいなんなのか…。 私は届いたクラブハウスサンドに手をつけられなくなっていた。真夏のホットコーヒーにも目を移す。久しぶ

        • 風邪の日

          鼻をすすると風邪の匂いがする。 熱を出して風邪をひいたとき、いつも思う。 ああこの匂い懐かしいなと。 そして私は風邪をひいたのだなと。 風邪とフルーツゼリー 風邪を引くとフルーツゼリーが食べたくなる。 フルーツゼリーが風邪に効くかどうか、という医学的な根拠というより昔からの習慣で欲しくなる。小さい頃から風邪をひくとフルーツゼリーとポカリを摂取していた。 私は38.8°の身体を起こし、コンビニまで歩き、ごろっとフルーツゼリー(色々ミックス)とブドウとナタデココのゼリー

        寝過ぎた休日の過ごし方

        マガジン

        • 世末涼子の憂鬱
          4本

        記事

          現代病の処方箋は「 」←これ

          空白というのが大事である。 空白というのは何にでも当てはまる。 デザインとか時間とか。 はたまた改行…とか。 しかしとくに現代人に必要なのは、 "時間的な空白"でしょう。 現代人にはこの空白というものがありません。 空白は不安だというのです。 空白は不安を呼び、 不安を埋めるために空白を埋めたがる。 だから退屈に耐えられずスマホを開いて、ディズニーツムツムをやるのです。ログインボーナスだけ貯めるのです。 しかし本来、退屈は悪者ではありません。 真っ白のキャンバ

          現代病の処方箋は「 」←これ

          窓を開けた日に限って

          さあ出かけよう、という寸前。ふと思い立った。 僕は履きかけてた靴を脱いで放ると、 部屋に戻って、窓を開けた。 「たまには換気してあげよう」 窓を開けたまま出かけるなんて、このご時世不用心と言われそうだ。 でも僕には問題ないという確信があった。 なぜならここは7階だ。雨か矢文でも飛んでこない限り大丈夫だ。 僕は改めて部屋をあとにする。 ヒュン 「なんだ?」 振り返ると僕は目を疑った。 窓から何物か飛来してきたオブジェクトが。 僕はそいつを拾い上げる。 「矢文だ」

          窓を開けた日に限って

          アイスコーヒーと虚構のコーヒー歴史譚

          カフェラテはホットよりアイスのほうが旨い。 さっき頼んでみてわかった。 思うに、アイスのほうが味の輪郭線がはっきりしてて、コーヒーを明確に感じられるからだと思う。僕はコーヒーが好きなのだ。 その点、ホットは落ち着くけど、牛乳臭さがややコーヒーの味をぼやかしてしまう。なるほどなあ。 さて、もう書くことがない。 やっちまった。 こんな些細なことはTwitterにでも放流しておけばいいのに。なぜnoteで書きはじめたのか。なぜカフェラテとカフェオレの違いについて気になって

          アイスコーヒーと虚構のコーヒー歴史譚

          【デモあり】歌詞を入れるだけで音楽がつくれる時代になった件

          みなさま『suno.ai』って知ってますか? なんと歌詞をテキストボックスに入れるだけで、生成AIがいい感じに音楽してくれるっていうサービスなんです。作曲家界隈がざわざわ踊りだしてると思います。 さあ、その実力のほどは…?? ということで洗濯機が壊れたんで(当然) そのことを歌詞にしてみたいと思います。 よし聴いてみよう。 https://app.suno.ai/song/808a9430-eef6-4926-8d38-348db7dc535e/ すごい…えもい。

          【デモあり】歌詞を入れるだけで音楽がつくれる時代になった件

          えんがわ食ったら転生した話

          寿司を食ったら転生した。 寿司だがネタではない、本当だ。 俺は確かえんがわの醤油炙りを注文したはずだ。醤油炙りだから醤油につける必要はないのか気になったことは覚えている。 あと、ビジュアルイメージよりショボイ炙りえんがわだなとか、インスタの向こう側でへそ出してる美女も実際に会ったら炙りえんがわなのかもしれないなとか。 しかし、俺は今、完全に知らない街のなかにいる。知らない風景と街並み。建物。 煉瓦造りに近そうだが…現代日本の風景には存在しない建造物ばかり並んでいる。通り

          えんがわ食ったら転生した話

          【過去ログ】恋する二酸化炭素

          これは、片想いについて綴ったものである。 そう書いたものの、実は何か書くネタがあるわけではなく、だからこれから何を書こうか困っていたりする。何故、こんな恥ずかしくて甘酢いっぱいテーマでペンを走らせねばならんのか、理由はわからない。しかし、それにはきっと訳がある気がするのだ。或いは、そう思いたいだけかもしれないが。 ただ一つ言えるのは、僕は今パンツ一丁だってことだ。 片想いについて、パンツ一丁で語ることなどあるのだろうか、と僕の理性が本気で悩みはじめた。本能は言う。いや何を

          【過去ログ】恋する二酸化炭素

          書きたいけど書くものがないことについて

          言葉を綴ることは大したことではないハズだ。 人間誰しも言葉を使う。僕らの人生は言葉とともにある、そう言って反論はないだろう。 すると、言葉を綴る、モノを書く、なんてことも造作もないはずだ。僕らの生活は言葉で溢れているし、朝起きて職場に行けば、コンビニに行けば、誰かと顔を合わせれば、そこには言葉が生じる。これは必然であり、自然だ。 団扇で仰げば風が生じる。夏が過ぎれば少女も大人になる。お父さんは動揺する。 普段、言葉には目的がある。 動機と言い換えてもいい。その言葉を使う

          書きたいけど書くものがないことについて

          実験①ChatGPTで科学論文をブログにしてみた

          皆さん、一日中難しい仕事やタスクに追われ、疲れ果てて「もうダメだ…」と思ったこと、ありますよね。そんな時に、ぜひ試してほしいのが、最後にちょっとだけ簡単な作業をすること。 これが意外と大事なんです。 「easy addendum effect」という心理学の現象によれば、難しいタスクの後に簡単なタスクをすると、全体の努力感が軽減されると言われています。つまり、一日の終わりに簡単なタスクを組み込むだけで、より達成感を感じやすくなるのです。 次回から、日常の中でちょっと簡単な

          実験①ChatGPTで科学論文をブログにしてみた

          なぜ、川上弘美の『某』は人生について考えさせるのか?

          川上弘美の某を読んだ。外は台風でたいへんそうなので、コーヒーでも飲みながら感想みたいなものをつらつら書こうと思う。 誰も読まないだろうけど、運命的な読者がこの記事をキッカケに書店に駆け込んで「某一丁!」と店員さんに注文する可能性もあると考えた僕は「あらまし」と題して、ざっくりと内容を伝えることにする。 あらまし物語の主人公は何者にもなれる存在、 謂わば〈某〉である。某は自分の意思や無意識のうちに別の存在に変化することができる。 例えば、あるときは思春期まっさかりの男子学

          なぜ、川上弘美の『某』は人生について考えさせるのか?

          【青春短編】恋する病み上がりと乙女の珈琲フロート

          3限の授業が終わった。病み上がりの身体には100分間座ってるのも軽い拷問だ。日向裕一は、着衣水泳のように重く鈍った己の身体を引きずりながら、大学のカフェで涼むことにした。   「あ」 窓際の端っこの席によく見知った横顔を見つけた。彼女は相変わらずキタキツネみたいに整った顔をしていた。座るとすらっとしなやかなS字カーブが女性らしさの象徴みたいに際立ち、腰まで伸びた黒髪はどこか令嬢のように見える。 …見た目だけは完璧なのだが。 裕一は彼女の横の椅子を引いて、背負っていたグレ

          【青春短編】恋する病み上がりと乙女の珈琲フロート

          【ChatGPT vs 悪徳商法】悪徳かもしれないセミナー動画を黙って受け取る前にできること

          ぬるです。おはようございます。 今回の記事のまとめです 怪しげセミナー動画に釣られてみる 無料で受け取れる動画URLクリックした後に出てくる利用規約をGPTに要約してもらいデメリットを洗い出してもらう YouTubeで怪しい広告出ませんか?おいしいセミナー広告の後に「今だけ無料で動画を受け取って」みたいなやつです。だれがクリックするんだよってやつ。 さっそく釣られてみましょう。 メルカリ物販でお金持ちになれるそうです。 さっそく受け取ってみます。 動画を取得する

          【ChatGPT vs 悪徳商法】悪徳かもしれないセミナー動画を黙って受け取る前にできること

          【ChatGPT】チーズケーキを使ってショートケーキを作らせてみたら案外うまそうだった

          ぬるです。こんばんは。タイトルのとおりですね。 四の五の言わず無茶ぶりクッキングさせてみましょう。 以下レシピです。 イチゴを十個も・・・なんて贅沢なんだろう。 問題のチーズケーキは姿形を失い、見事ショートケーキの糧(ペースト)となりました。チーズのコクがでておいしそうです。 私は試しませんが、読者とパティシエの皆様、ぜひお試しください。 (チーズケーキ食えばいいんじゃね?みたいは話はあとにしよう!) では。

          【ChatGPT】チーズケーキを使ってショートケーキを作らせてみたら案外うまそうだった