N澤

書くことが好きで書いて公開したり後悔したりしている。最近の楽しみはChatGPTと小さ…

N澤

書くことが好きで書いて公開したり後悔したりしている。最近の楽しみはChatGPTと小さい革命を企てること。 フォロワー1人の壁がベルリンで孤独の冷戦がつづいていたが最近崩壊しました。感謝

マガジン

  • 世末涼子の憂鬱

最近の記事

現代病の処方箋は「 」←これ

空白というのが大事である。 空白というのは何にでも当てはまる。 デザインとか時間とか。 はたまた改行…とか。 しかしとくに現代人に必要なのは、 "時間的な空白"でしょう。 現代人にはこの空白というものがありません。 空白は不安だというのです。 空白は不安を呼び、 不安を埋めるために空白を埋めたがる。 だから退屈に耐えられずスマホを開いて、ディズニーツムツムをやるのです。ログインボーナスだけ貯めるのです。 しかし本来、退屈は悪者ではありません。 真っ白のキャンバ

    • 窓を開けた日に限って

      さあ出かけよう、という寸前。ふと思い立った。 僕は履きかけてた靴を脱いで放ると、 部屋に戻って、窓を開けた。 「たまには換気してあげよう」 窓を開けたまま出かけるなんて、このご時世不用心と言われそうだ。 でも僕には問題ないという確信があった。 なぜならここは7階だ。雨か矢文でも飛んでこない限り大丈夫だ。 僕は改めて部屋をあとにする。 ヒュン 「なんだ?」 振り返ると僕は目を疑った。 窓から何物か飛来してきたオブジェクトが。 僕はそいつを拾い上げる。 「矢文だ」

      • アイスコーヒーと虚構のコーヒー歴史譚

        カフェラテはホットよりアイスのほうが旨い。 さっき頼んでみてわかった。 思うに、アイスのほうが味の輪郭線がはっきりしてて、コーヒーを明確に感じられるからだと思う。僕はコーヒーが好きなのだ。 その点、ホットは落ち着くけど、牛乳臭さがややコーヒーの味をぼやかしてしまう。なるほどなあ。 さて、もう書くことがない。 やっちまった。 こんな些細なことはTwitterにでも放流しておけばいいのに。なぜnoteで書きはじめたのか。なぜカフェラテとカフェオレの違いについて気になって

        • 【デモあり】歌詞を入れるだけで音楽がつくれる時代になった件

          みなさま『suno.ai』って知ってますか? なんと歌詞をテキストボックスに入れるだけで、生成AIがいい感じに音楽してくれるっていうサービスなんです。作曲家界隈がざわざわ踊りだしてると思います。 さあ、その実力のほどは…?? ということで洗濯機が壊れたんで(当然) そのことを歌詞にしてみたいと思います。 よし聴いてみよう。 https://app.suno.ai/song/808a9430-eef6-4926-8d38-348db7dc535e/ すごい…えもい。

        現代病の処方箋は「 」←これ

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        • 世末涼子の憂鬱
          4本

        記事

          えんがわ食ったら転生した話

          寿司を食ったら転生した。 寿司だがネタではない、本当だ。 俺は確かえんがわの醤油炙りを注文したはずだ。醤油炙りだから醤油につける必要はないのか気になったことは覚えている。 あと、ビジュアルイメージよりショボイ炙りえんがわだなとか、インスタの向こう側でへそ出してる美女も実際に会ったら炙りえんがわなのかもしれないなとか。 しかし、俺は今、完全に知らない街のなかにいる。知らない風景と街並み。建物。 煉瓦造りに近そうだが…現代日本の風景には存在しない建造物ばかり並んでいる。通り

          えんがわ食ったら転生した話

          【過去ログ】恋する二酸化炭素

          これは、片想いについて綴ったものである。 そう書いたものの、実は何か書くネタがあるわけではなく、だからこれから何を書こうか困っていたりする。何故、こんな恥ずかしくて甘酢いっぱいテーマでペンを走らせねばならんのか、理由はわからない。しかし、それにはきっと訳がある気がするのだ。或いは、そう思いたいだけかもしれないが。 ただ一つ言えるのは、僕は今パンツ一丁だってことだ。 片想いについて、パンツ一丁で語ることなどあるのだろうか、と僕の理性が本気で悩みはじめた。本能は言う。いや何を

          【過去ログ】恋する二酸化炭素

          書きたいけど書くものがないことについて

          言葉を綴ることは大したことではないハズだ。 人間誰しも言葉を使う。僕らの人生は言葉とともにある、そう言って反論はないだろう。 すると、言葉を綴る、モノを書く、なんてことも造作もないはずだ。僕らの生活は言葉で溢れているし、朝起きて職場に行けば、コンビニに行けば、誰かと顔を合わせれば、そこには言葉が生じる。これは必然であり、自然だ。 団扇で仰げば風が生じる。夏が過ぎれば少女も大人になる。お父さんは動揺する。 普段、言葉には目的がある。 動機と言い換えてもいい。その言葉を使う

          書きたいけど書くものがないことについて

          実験①ChatGPTで科学論文をブログにしてみた

          皆さん、一日中難しい仕事やタスクに追われ、疲れ果てて「もうダメだ…」と思ったこと、ありますよね。そんな時に、ぜひ試してほしいのが、最後にちょっとだけ簡単な作業をすること。 これが意外と大事なんです。 「easy addendum effect」という心理学の現象によれば、難しいタスクの後に簡単なタスクをすると、全体の努力感が軽減されると言われています。つまり、一日の終わりに簡単なタスクを組み込むだけで、より達成感を感じやすくなるのです。 次回から、日常の中でちょっと簡単な

          実験①ChatGPTで科学論文をブログにしてみた

          なぜ、川上弘美の『某』は人生について考えさせるのか?

          川上弘美の某を読んだ。外は台風でたいへんそうなので、コーヒーでも飲みながら感想みたいなものをつらつら書こうと思う。 誰も読まないだろうけど、運命的な読者がこの記事をキッカケに書店に駆け込んで「某一丁!」と店員さんに注文する可能性もあると考えた僕は「あらまし」と題して、ざっくりと内容を伝えることにする。 あらまし物語の主人公は何者にもなれる存在、 謂わば〈某〉である。某は自分の意思や無意識のうちに別の存在に変化することができる。 例えば、あるときは思春期まっさかりの男子学

          なぜ、川上弘美の『某』は人生について考えさせるのか?

          【青春短編】恋する病み上がりと乙女の珈琲フロート

          3限の授業が終わった。病み上がりの身体には100分間座ってるのも軽い拷問だ。日向裕一は、着衣水泳のように重く鈍った己の身体を引きずりながら、大学のカフェで涼むことにした。   「あ」 窓際の端っこの席によく見知った横顔を見つけた。彼女は相変わらずキタキツネみたいに整った顔をしていた。座るとすらっとしなやかなS字カーブが女性らしさの象徴みたいに際立ち、腰まで伸びた黒髪はどこか令嬢のように見える。 …見た目だけは完璧なのだが。 裕一は彼女の横の椅子を引いて、背負っていたグレ

          【青春短編】恋する病み上がりと乙女の珈琲フロート

          【ChatGPT vs 悪徳商法】悪徳かもしれないセミナー動画を黙って受け取る前にできること

          ぬるです。おはようございます。 今回の記事のまとめです 怪しげセミナー動画に釣られてみる 無料で受け取れる動画URLクリックした後に出てくる利用規約をGPTに要約してもらいデメリットを洗い出してもらう YouTubeで怪しい広告出ませんか?おいしいセミナー広告の後に「今だけ無料で動画を受け取って」みたいなやつです。だれがクリックするんだよってやつ。 さっそく釣られてみましょう。 メルカリ物販でお金持ちになれるそうです。 さっそく受け取ってみます。 動画を取得する

          【ChatGPT vs 悪徳商法】悪徳かもしれないセミナー動画を黙って受け取る前にできること

          【ChatGPT】チーズケーキを使ってショートケーキを作らせてみたら案外うまそうだった

          ぬるです。こんばんは。タイトルのとおりですね。 四の五の言わず無茶ぶりクッキングさせてみましょう。 以下レシピです。 イチゴを十個も・・・なんて贅沢なんだろう。 問題のチーズケーキは姿形を失い、見事ショートケーキの糧(ペースト)となりました。チーズのコクがでておいしそうです。 私は試しませんが、読者とパティシエの皆様、ぜひお試しください。 (チーズケーキ食えばいいんじゃね?みたいは話はあとにしよう!) では。

          【ChatGPT】チーズケーキを使ってショートケーキを作らせてみたら案外うまそうだった

          【ChatGPT】喫茶店で久しぶりの再会を果たしたらしい隣の男女を恋愛短編小説にしてもらった

          こんにちは、ヌルです。 今回はAIに恋愛短編小説を書いてもらいます。 上野の喫茶店でチーズケーキを食べていたところ、隣の席で40代の男女が久しぶりの再会を果たしておりまして、これは「何かラブロマンス的な展開になるんかな」と勝手な妄想を抱いた次第です。 まずは僕がチーズケーキを食べながら書いた文章がこちら。 さあ、ここでChatGPTの出番です。 3,000字以内で大人な恋愛短編小説を紡いでもらいましょう。 そして僕は中断していたチーズケーキを食べます。思えば一緒に頼んでた

          【ChatGPT】喫茶店で久しぶりの再会を果たしたらしい隣の男女を恋愛短編小説にしてもらった

          【ChatGPT×英語学習】AIにいい感じに実用的な例文を考えてもらった

          誰しも英単語帳を開いたことがあるだろう。 現役の受験生からすればウンザリするノイローゼワードとして、大人達は「ああ昔やったやった」と埃被った青春を呼び起こすラズベリーみたいに甘酸っぱいワードとして思い出してほしい。 さて、単語帳には 英単語と簡単な例文が載っている。 この例文、試験対策にはありがたいが、実用的かというと微妙だったりする。 特に英検一級の単語帳とかになると、扱う話題が政治経済社会問題とか日常会話というよりビジネスライクな感じになって、簡単に言えば「使わねえよ

          【ChatGPT×英語学習】AIにいい感じに実用的な例文を考えてもらった

          未来人かく語りき

          昼下がりのバス停で未来人に会った。 男は松永と名乗った。年齢は同い年くらいだろうか。松永は全身タキシード姿をしていた。明治時代にトリップするつもりが、妹の悪戯でこの時代に降り立ってしまったらしい。 本来ならそんな不審な男と会話の一つもすべきではないし、僕だってそれくらいの常識は備えていた。 でも、僕は今日キャンパスまで大学受験の合否結果というか不合格結果を確認しにいった帰りで、頭のなかをまっさらな白紙の答案用紙みたいに空っぽにした帰りで、視界の全てを綺麗なセピア色に塗り替

          未来人かく語りき

          【ChatGPT】を使って物語を書く方法(あらすじを与えるパターン)

          内容はタイトルの通りだ。 僕はChatGPTに「物語のあらすじ」を与える。 あとはコーヒーでも飲みながら、AIが煮るなり焼くなり料理してれるのを待てばいい。さあ、あらすじを見てみよう。 ●あらすじ これをこんな具合にChatGPTに放り込んでみる。 その際「800文字程度」という、大学教授が学生たちを苦しめるような制約を設けてみた。(学生にとっては悪魔的嫌がらせでもAIにとっては有難い明瞭な指示になる。僕はすごく嫌でした) ●結果 こちらが苦しむ姿を想像して悦びに浸

          【ChatGPT】を使って物語を書く方法(あらすじを与えるパターン)