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ザ・眼鏡職人

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那覇のビッグメガネから、眼鏡のマニアックな世界をご紹介します。一番目立つブランドアイコンというファッションアイテムであると同時に、ライフスタイルを左右する大切な医療ツールでもある…
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#ビッグメガネ

遠近だけではないんです。中近、近々、レンズが色々ある理由

ある程度の年代になると「遠近両用メガネ」をお求めになる方が増えてきます。遠くが見えて、近くも見えるのですから便利ですよね。 しかし、便利なレンズは遠近だけではないんです。というか、遠近ならではの不便さもありますので、使用環境に合わせて選ぶ必要があります。 簡単にご説明いたしますね。 ■遠近両用レンズ 遠・中・近を見ることができるレンズです。特徴は、遠くを見る部分が大きいこと。遠くも近くも見える便利なレンズなのでお使いの方、多いです。 ただし、中間距離が補助的であり、

眼疲れ対応レンズ「トライガード」は、なぜ黄色をカットしたのか

ビッグメガネ那覇からの報告です。 先日、お客様の持込みフレームに、度無しレンズ(伊達メガネ?)をお入れしました、その感想がこちら(^^)v 「度無しレンズ(^0_0^)  でも、かけたらちょっとくっきりするのが分かります。  優れものだね。  トライガードにして良かったです。  やっぱ画面見てる時、目が楽。  嬉しい😊」 度無しレンズは、トライガードという製品です。 このレンズは、眼の視覚機能が衰えたり、眼を酷使して眼疲れを起こしている人に対して効果を発揮すると言われ

遠近両用レンズは遠くを見るためのレンズです(Byビッグメガネ那覇)

「遠くも近くも見える遠近両用レンズのメガネを」と来店されるお客様、多いですね。どうも、「遠近両用レンズを入れたメガネとは、近くと遠くがちゃんと見える万能メガネである」と思われているようです。 確かに、遠近両用レンズは、遠くから近くまで見える便利なレンズに違いないですが、本来は遠くを見るためのレンズなんです。 「遠くはしっかり見えるけど、近くはチョコッとしか見えないレンズ」と言った方がよいかもしれませんね。 「遠近はどうも疲れる。しかも見えにくい」という方の場合、そもそも