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【ムダ遣い】XiaomiPad6Proを買ったけど売った

Snapdragon8+gen1搭載で50000円以下と鬼コスパのXiaomi Pad6 Proを買ったのですが、結局売却しました。

今回はその理由や、とりあえずやってみたカスタムなどを紹介します。

私が買ったのは8GB/128GBのモデルです。256GBと悩みましたが、約7000円の価格差があったので諦めました。

基本自宅内での使用なので、重いゲームやアマプラでダウンロードもしないですし。

AliExpressの季節セールだと256GBが最安値の4万円で買えるみたいですが、私はそれまで待てないので128GBを3万円で入手しました。

充がとんでもなく早い

触ってみて最初に驚いたのは、充電速度が異常なくらい早い。6無印は30Wですが、Proはその倍の67Wに対応してるんですよね。

プラグを差し込んで%表示を眺めていると、ほんの1分程度でぐんぐん増えていくんですよ。ホントに充電できてるのか?と怪しくなるレベル。

急速充電だと結構発熱してたので、バッテリーには間違いなく良くないと思います。メーカーもバッテリー劣化位でしか買い替え機会は無いと思うので、ここらへんをあまり公にしたがらないですよね。I-phoneが急速充電を採用しないのは、長期的なバッテリー劣化を防ぐためだって意見もありますし。

イマイチポイント

iPadと比べると持ちにくい

私がタブレットに求めるのは持ちやすさです。ソファーに座って漫画を読むことが多いので、手に馴染むかどうかは重要です。

Xiaomi Pad 6 Pro

シャオミは画面パネルのふちが斜めに盛り上がっていて、フレームより画面のほうが高いです。

手に刺さる感じというか、モニターを持ってる感覚がします。

iPad Pro 11

対してiPadはフレームと画面が完全に面一で持ちやすいです。板を持ってる感覚です。これは実際持たないと分からない違いかもしれません。

スピーカーがいまいち

4スピーカーでステレオ対応ですが、前作のPad5Proに比べると明らかに劣化してますね。普通のタブレットのスピーカーって感じです。

iPad Proと比べるとちょっと微妙です。

サウンド設定からドルビーアトモスを有効にして、プロファイルをムービーやダイナミックにすると多少マシになりました。

あとは最小音量がもう少し下げれると夜でも使いやすかったですね。

ゲームの最適化が弱い

ゲーミングタブレットなのにココが弱いのが地味に痛いです。

ハードのスペックは十分あるんですけど、問題はソフトの最適化です。アプリによって全く動き方が違う感じです。

私がそこそこガチでやっているPUBGモバイルでは、ギリギリで撃ち負けることが増えました。急にカクついたり全体的に不安定です。

他にも音ゲーとか、瞬時の操作が勝敗を分けるゲームには向いてないかもしれませんね。シミュレーションやRPGなら大丈夫かも。

Teamsがクラッシュする

私のタブレットの用途としてTeamsでのビデオ通話があるのですが、アプリを開こうとするとクラッシュしてしまいます。

悪戦苦闘の末、開発者向けオプションのMIUI最適化という項目を無効にして再起動、再インストールを行うと起動するようになりました。

権限の有効化やバッテリー最適化の無効化も試しましたが、効果はありませんでした。MIUIが嫌われている理由が少し分かった気がします。

カスタマイズ編

いつも通りADBで日本語化

このタブレットはグローバル版では無いので、初期設定は英語とフィーリングで済ませて、さっさとADBで日本語化しちゃいます。

以下のADBコマンドを入れて再起動でOKです。

adb shell settings put system system_locales ja-JP

ブートローダのアンロックで苦戦

さらなるカスタマイズのため、以下のnoteを参考にブートローダのアンロックを申請しました。

最終的には成功しましたが、以下の2点で躓いたので注意です。

1.mi-unlockは最新版を使う

mi-unlockのバージョンが古いと電話番号認証がうまくいかずに先に進めません。最新版を使いましょう。

最新版は公式サイトからなぜか消えてたので、以下の非公式サイトからダウンロードできます。

2.miflashtoolは過去バージョンを使う

さっきと逆ですが、miflashtoolは最新版だとドライバーのインストールに失敗します。少し古いバージョンを使ってください。

この手順を省くと、mi-unlockがfastboot状態のデバイスを認識してくれないので注意です。

Magiskでシステム設定も日本語化

前述のADBコマンドでアプリは日本語化されますが、設定画面は英語のままです。rootを取ればここも日本語化できます。

“カーネルバージョンがAndroid 13以降だとbootではなくinit_bootへのMagiskパッチが必要”って記事内に書いてありますが、MIUI14の私の環境ではboot.imgにパッチで大丈夫でした。

int.boot.imgがイメージ内に無いからってboot.imgをint_bootに焼いたりすると文鎮化するのでダメですよ。

あと日本語フォントのインストール時には、大文字も含めてフォント名を正確に検索ボックスに入れないとヒットしないので注意です。

3ボタンナビゲーションを非表示に

このタブレットでNovaランチャーを使うと、懐かしの3ボタン式操作を強制させられます。ジェスチャー関連が純正ランチャーと紐づいてるのが原因みたいです。

ubikitouchで左右ジェスチャーは代用できますが、下部の3ボタンの表示領域が邪魔だったので、以下のADBコマンドで非表示にしました。

adb shell settings put global force_fsg_nav_bar 1

まとめ

高性能Androidタブレットが欲しいけどゲームガチ勢じゃない人にはオススメです。

8インチ信者はY700、12インチのバカデカサイズを許容できるなら新発売の6sProのほうが満足できると思います。