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京都の11月といえば... 2021年秋にSNS担当が訪れた京都の紅葉の名所 まとめ【その1 龍安寺/等持院/相国寺】

みなさん、こんにちは。
彌榮自動車公式note編集部です。

前回、祇園祭の特集からしばらく経ちました。
ちなみに前回記事が気になるというかたは、こちらをご覧ください。

その間に京都もだいぶ季節が進んできました。

彼岸花が咲き誇り...

空がだいぶ高くなってきました。そして秋のライトアップに向けて動きだしたところもちらほらと(高台寺の夜間特別拝観は10月21日から始まりました!)。

そうです、まさに「錦秋」という二文字が似合う「秋」が京都の街にもやってきます! あと数週間から1か月くらいするとこんな色に京都の街が変わってきます。

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(京都市西部にある)桂坂ニュータウンを走る(ヤサカグループの)ヤサカバス。真紅に染まりだしたモミジバフウが秋の到来を知らせてくれます(2021年秋撮影)。

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そしてそうです。
今年は某新幹線沿線の駅で沢山この景色を見られる方もいらっしゃると思いますが、神護寺なども真紅に包まれます(2020年秋撮影)。

そこで、今回は昨年(2021年)彌榮自動車公式Instagram&Facebook担当(兼公式note編集部)が回った秋の京都のなかで「ここは良かったなぁ」という場所をご案内いたします。

なお昨年ご紹介した「気になった紅葉」と「秋の風景」はこちらからご覧ください。

1.龍安寺

枯山水の石庭で有名な龍安寺から(2021年12月上旬撮影)。
ここは2021年末から2022年にかけて、方丈の油土塀屋根の杮葺替工事をされました。最近再訪しましたが、とても奇麗な吹き替えになっていました。

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ということでやってきました、龍安寺。

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拝観入口からして綺麗です。

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そこから続く参道や、鏡容池(きょうようち)を取り囲む紅葉もなかなか素敵でした。

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ただ、担当者として最も鏡容池で素敵だと感じたのは南側から見た姿。

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ベタですが、これはこれでいいと思います。
そして話を戻し、参道へ。

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ひとつひとつが美しく、これから先どうなるのかとわくわくさせてくれます。

そしてやってきた方丈、そして枯山水。

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枯山水の中で15個あるとされる石。
しかしどこから見ても同じ画角で15個見つけることはできません。
まぁ、それはさておいて方丈いっぱいの人の間から「ベストポジション」を見つけるが担当者のおすすめ。


担当者は一番右端、少し引いたところからの紅葉と枯山水を絡めた姿がこの時期ならではの美しさを醸し出すと考えています。

そして少々マニアックですが、龍安寺といえば「吾唯足知」(われ、ただ足るを知る)のつくばいです。細かい説明は割愛しますが(考え方はとても興味深いので気になる方は調べてみてください)、ここに散った紅葉の葉が風に乗ってやってくることがあります。

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そんな秋を感じる龍安寺でした。

【龍安寺へのアクセス】
・JR嵯峨野線「円町」からタクシーで10分
・京都市バス「龍安寺前」下車すぐ
・嵐電「龍安寺」から徒歩7分

2.等持院

龍安寺から歩いて10分ほどすると「等持院」という臨済宗の寺院があります(2021年11月中旬撮影)。足利氏と深い関係がある等持院が創建されたのは室町時代のこと。現在は北側に立命館大学があり、喧騒に包まれるかと思いきや、マンモス大学が隣接することを忘れさせてくれるくらいの静けさです。

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拝観入口を過ぎるとすぐ目に入るのがこちら。

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視線の先にある達磨大師の姿には圧倒されます。
その突き当り、右に回ると方丈から見る見ることができます。

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訪れたときの色づきはまだまだでしたが、恐らく色づきが進んだら左右の松の緑とのコントラストが綺麗なんだろうと想像できます。

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先ほどの場所から左に回ると、夢窓疎石作と伝わる庭園を見ることができます。担当者が担当者がいちばんと思うのは、庭園とひっそり佇む清漣亭とのバランスです。

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まるで「日本昔ばなし」の世界。
そして何より驚くのはこの裏手に立命館大学が隣接しているということ。
そして清漣亭から後ろを振り向くと...

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少なくとも京都の中心部(立命館大学のほかは住宅地です)でこんなところがあるのだろうかと驚いてしまう一面の日本庭園。庭園東側の心字池では紅葉が色づくと紅の世界も楽しめます。

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ゆっくりとそれぞれの色を楽しめる等持院、いかがでしょうか。

【等持院へのアクセス】
・JR嵯峨野線「円町」からタクシーで10分
・京都市バス「等持院南町」から徒歩7分
・嵐電「等持院・立命館大学衣笠キャンパス前駅」から徒歩5分

3.相国寺

最後にお届けするのは上京区、同志社大学に隣接し、京都御苑にもほど近い相国寺。あまり聞きなれない方もいらっしゃるかもしれませんが、みなさんがご存じのこちら...

金閣寺も...

銀閣寺も...
実は相国寺の山外塔頭なのです。
ざっくりと言ってしまうと、それぞれの本山でもある相国寺。
それでは早速向かってみることにしましょう(2021年11月下旬撮影)。

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参道から既に紅葉と松のコントラスト。

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参道の時点から既にわくわくさせてくれそうです。

そして受付を済ませ、方丈に向かいます。
相国寺の方丈は「裏方丈庭園」がこの時期お勧め。
枯山水でここまで「山や谷」を表現することができるのかと感心するお庭です。

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そして方丈から開山堂へ。
こちらは開山に深く関わった夢窓疎石の木造を安置しているお堂で、もっとも大切としているお堂です。その開山堂庭園からの紅葉はとても素晴らしいです。

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全てが紅葉ではないですが、奥の銀杏、そして松の緑とのバランスが最高。
そして担当者のおすすめは一番奥、東側から見る紅葉。

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枯山水と相まっているのですが...
もっと近づくと、まるで川のような流れを表現しているではないですか。
枯山水の特徴と言われればそれまでですが、まるでそこを水が流れるかの如くの表現。ファインダーをのぞきながら圧巻の一言でした。

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そして日頃は「泣き龍」で知られる法堂。
法堂の説明だけでも色々とありますが、今回は割愛させていただいてこちらを。

「ファインダーに溢れんばかりの紅葉ってこういうことを指すんだなぁ」と思った、まさに「錦秋」を表現する紅葉の木。
真紅に染まった時は法堂からも見ることができ、それはそれは幻想的な世界観を醸し出しています(法堂内は撮影禁止のため写真はございません)。

こちらも等持院同様、多くの観光客が常に行き来しているところではありませんが、その分ゆっくりと、そして静かに秋を愉しめる場所です。

市街中心部ということもあり、京都市内からもすぐ。
ぜひ今年の候補に入れられてみてはいかがでしょうか。

【相国寺へのアクセス】
・地下鉄「今出川」から徒歩5分程度
・京都市バス「烏丸今出川」「同志社前」から徒歩5分程度

いかがでしたでしょうか。
あっという間にそれなりのボリュームになってしまいましたので、いったんこちらで失礼させていただきます。

また「その2」では、こちらでお伝え出来なかった「2021年の秋」についてお届けいたします。

それでは今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
それではまた次の機会にお目にかかれることを楽しみにしております。

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