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柑橘サワー

コロナウィルスの影響が飲食業界にも暗い影を落としていますが、憂えいていても何も変わりません。回復後に爆発できるような準備を今から実施していきましょう!

八朔サワー

今回皆様へご提案させていただきたいのは、「柑橘サワー」です。昨今のレモンサワーブームから、当社店舗でも販売しています。我々が今回提案させていただくのは、「峯村さん(和歌山・由良)の八朔サワー」。季節限定で、3月中旬~4月まで(おっしゃっていただければ取り置きも可能です)販売が可能です。

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産直ドリンクの重要性

フードに肉魚にこだわったものを導入しているお店は沢山ありますが、野菜にまでこだわれているお店は多くありません。さらに、ドリンクやデザートにまでこだわりのテイストを入れられているお店は更に少数で、他店との差別化のポイントになります。産直飲食店を運営するにあたってのポイントは、ドリンクやデザートにまでそのテイストを入れることで、お店全体としての産直感を演出することが可能です。だからこそ、ドリンクに手を抜かないということが重要となってきます。

ある意味カクテル

ウィキペディアにも、サワーの定義は「蒸留酒に柑橘類などの酸味のあるジュース類と砂糖などの甘みのある成分を混合したカクテルの一種である」とありますので、ベースになるお酒と炭酸水、果汁があればサワーということになりますし、カクテルとも言えます。

オペレーションの改善

生絞りドリンクならやっているよという方も多いかと思います。結構お客様からお聞きするのが、果汁を絞るオペレーションの手間です。そこで我々の今回の提案は、生産者さんが絞った100%ジュースと生産者さんが作った果実の両方の提案です。上記のドリンクメニューのもので言えば、絞る作業を削減できます。

①八朔を1㎝幅にカットしておく(冷凍しておいても良い)

②ジンや焼酎等と八朔100%ジュースをグラスに注ぎ、炭酸水を加える

③最後に果実を美しくグラスに添える

大事なのは皮から出る香りと酸味

味を決めるポイント1つ目は、「酸味」です。我々もいろいろと実験をしてきましたが、デコポンの様な酸味が少ない甘いだけの柑橘では、実はサワーになりません。酸味があるからこそ、ドリンクとして成り立ちます

もう一つは、皮からでる「香り」です。皮から出る香りとともに、油分や苦みなどが風味となり、ドリンクをおいしくさせます。

サワーに向いているのは、いわゆる「香酸柑橘」と言われる、レモン・ライム・柚子・すだち・直七・橙・かぼす・シークワサー・じゃばら・きんかん等になります。今回の八朔は香酸柑橘にはあたりませんが、酸味がしっかりしていることからサワーとして利用しています。その他摘果みかん等であればサワーに適しています。この辺りの柑橘を年間通して提案していく予定ですので、お楽しみに。


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