見出し画像

【シェフのレシピ紹介#6】古代蓮根のガーリックオイル漬け

御茶ノ水に大正時代より続く画材店「レモン画翠(がすい)」が営むイタリアンレストラン「トラットリアレモン」で10年ほど、腕をふるっていらっしゃる金沢英和シェフが【古代蓮根のガーリックオイル漬け】を紹介して下さいました。

<材料>
古代蓮根         1節(大きめ)
エクストラバージンオイル 100cc
にんにく          1/2かけ
ローズマリー

<作り方>
①蓮根は皮をむいて7~8mmの厚さにカットする。
②できればグリルパン(なければフライパン)で片面を油をひかずに強火で焼き色がつくくらい焼く。片面が透明になってきたら、もう片面も同じように焼く。
③別の鍋にエクストラバージンオイル100cc、にんにく1/2かけをそのままオイルが冷たい状態から火にかける。ブクブク細かい泡が出始めたら、火を止めて置いておく。
④焼けた蓮根とオイルをジップロック袋に入れオイルが行き渡るようにして、常温で半日くらい置き、さらに冷蔵庫で半日置く。
⑤食べる時にオイルが固まっている場合には常温にして取り除く。ローズマリーを飾る。お好みで塩をふる。

材料はシンプルですが、作り方にはシェフならではのこだわりの詰まった一品となっています。グリルパンで焼き目がキレイに出るように焼くのもポイントでしょうか。一週間は日持ちするそうなので、作り置きしておいて家飲みに合わせたいですね。

北海道帯広市ご出身の金沢シェフ。お父様がイカやするめなどの海産物を使った手料理を用意してくれる姿を幼い頃から目にしていたことが、料理の道へ進むきっかけになったそうです。
レストランのシェフの方々向けにHiyoshiから<旬の野菜情報>を配信していますが、その情報を参考にメニューを考えることもあるそうで、お届けする農家さんの旬の情報が役に立っていることはうれしい限りです!

トラットリアレモンの金沢英和シェフ。
裏方に徹する仕事がしたかった、とおっしゃる金沢シェフ。
料理は裏方仕事だと思っていたら、時代の流れと共に、シェフがメディアに出たり前に出る機会が増えていることに関しては実は苦手意識があるそうです。
そんな金沢シェフの貴重な笑顔のお写真です。
ヨーロッパ建築のように年月を経ても味わいのあるデザインを目指したというトラットリアレモンの外観。ヨーロッパにあるカフェのような佇まいに中が気になって立ち止まってしまいます。建築家や著名人、アートやファッション関係のお客様、フランス語学校の先生方も集うレストランで、年季が入ってますます味わいが出そうです☆