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ハッピーショップスとアサルト・ゲームズ

宣伝: BANZAIマガジン第11号は11月20日発売です。(宣伝終了)

イタリアのウォーゲーム事情を特集しておりますが、その中でDissimula Edizioniの中の人にお話をうかがいました(上写真)。タイトルの「FSTR」とは同社がリリースしたWW2イタリア戦役ゲーム・シリーズ第1弾の『From Salerno to Rome』の略です。うちのショップでも扱わせてもらったのですが、世界的にたいへん売れ行きが良く(レーティング8.5は伊達じゃない)、この秋に3刷までいきました。

で、当店でも再発注したわけですが、イタリア産なのになぜかライプツィヒから発送されるのです。このへん事情にお詳しい方にどういう仕組みか教えてもらいたいのですが、Happyshopsから発送となり、送料がぐっとお安くなります。イタリアからの送料に比べて半額とはいかないまでもずいぶん安い。そのぶん若干時間はかかるものの、急ぐものでなければ迷わずこちらを選びます。

で、話変わってAssault Games。勇ましい名前のドイツの新興パブリッシャーで、全然知らなかったのですが、新たな戦術級ゲーム・シリーズをKickstarterで成功させていました。ルールを斜め読みした感じ、なかなか良さそうだったので仕入れ決定……と思って問い合わせたところ、「ええで」とあっさり話がまとまりました。が、送料が鬼高い。海外発送の実績がない、あるいは乏しいので送料のディスカウントが適用されないからかもしれません。ごめん、やっぱりこの話なかったことにして、とお断りしようとしたところで、Happyshopsから送られたFSTRの発送案内メール内の一文を思い出しました。

PS: Please recommend our shipping service to other publishers, too! ;)

あとはドイツ人同士、あんじょうしたってと丸投げしましたが、やはり少し送料が安くなる模様です。おお、これぞ「三方よし」。「ハッピー」のおかげで「アサルト」なゲームが無事に日本に発送されることになりました。

一販売店がメーカー直で少数仕入れられるようになったのはありがたいことですが、恐らくメーカーにしてみれば手間でしょう──が、ウォーゲームのパブリッシャーはだいたい小規模なので許してもらえる範囲だと信じたい。今後は中国で製造された商品は直接送ってもらって送料を圧縮し(VUCA Simulationsとはそんな話がついたので)、よりお求めになりやすい価格にしていきたいものです。

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