YASのひとりごと 豚に真珠 Note17
馬の耳に念仏とか豚に真珠なんて言いますね
馬に高僧の念仏を聞かせても
豚に真珠を上げても、意味がないっていうようなことです
企業の経営者さんのお話を伺っているとたまに感じたりしていることでもあります
さてさて・・・
PQ=VQ+MQ
MQ=F+G
MQ戦略ゲーム(というかMQ会計)で使う企業方程式というものです
わかりやすく言えば、PQは売上、VQは原価、MQは粗利、Fは固定費、Gは利益という感じです(厳密に言えばちょっと違うんですが・・・)
粗利というのは「付加価値」とも言いかえることができます
付加価値を考える時に大切なのが、「誰に」「どのような価値」を届けたいのかということです
YASでは何年も前から「仕事=価値の創造」と定義しています
私たちは仕事を通じて、便利さ、快適さ、美味しさなどなど、様々な価値を提供しています
価値を生み出すことが、すなわち「仕事をする」ということなのですが、この「価値」っていうのが曲者です
自分が「とても良い!」「間違いない!」「最高!!」って思っても、相手が「全然良くない」「間違いだらけ」「最低」って思ったら、それは相手にとって価値がないっていうことなんですね
誰でも一生懸命に仕事に取り組まれていると思いますが、その仕事が生み出す「価値」を「価値」として認識してくれる人に届けなければ、忙しいばかりで意味がなかったりします
自分の生み出すモノやコトは誰にどんな価値をもたらすのか、そして、誰に価値を届けたいのかを考えることがとても大事
事業の定義などとも表現されたりしますが、「誰に」「何を」をしっかり考えないといけません
「みんな」という人はいないので「みんなにわかって欲しい」というのは誰にも伝わらなくて良いと同義だと考えています
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