神社好きと繋がりたい!神社マニアの密かな楽しみ方教えます…
はじめまして!
神社大好き!神話大好き!神様大好き!神話の伝導師、福島やすしです。
とにかく神社が大好きで、神社を見かけると、もう我慢ができない…すぐにお参りに行ってしまいます。
なので、ほぼ毎日どこかの神社をお参りしています。
由来から膨らむ妄想
参拝するときに必ずすることがあります。それは、由来を読むこと。
どこの神社にも参道の脇に、由来が書かれた白い看板がありますよね。 祀られている神様が誰なのか?ご利益は何か?など…あれを読むのが大好きなのです。
由来を読んでいると、当時の人たちがなぜそこに神社を建てたのか?どうやって建てたのか?どんなきっかけがあったのか?ありとあらゆるはてな?が浮かんできます。
妄想が頭の中で膨らむ膨らむ。神官、風水師、村人、大工。大勢の人たちが集まって相談している様子が浮かびます。
風水師が「こっちの方角がいい!」とか「ここは大木があるから神聖な場所に違いない!」とか言いながら一番いい場所を探したことでしょう。
由来がわかると町の歴史が見えてくる
由来を調べていて一番面白いのは、なぜその場所に、その神社が建てられたのかがわかったとき。逆に、その場所だからその神社が建てられた、なんてことがわかるときもあります。
例えば八坂神社。漁港の近くには必ずといってよいほど八坂神社があります。
全国に数多くある八坂神社には、商売繁盛、厄除けなど沢山のご利益がありますよね。でも、なぜ港の近くにあるのでしょう?商売繁盛だから大漁祈願に繋がっている?
その答えは、祀られている神様にあります。
八坂神社のご祭神は、須佐之男命。
ご存じ、天照大神、月読命と並ぶ三貴子の一人です。父伊弉諾尊(イザナキノミコト)が黄泉の国から逃げてきた後、禊をしたときに産まれてきたエピソードで有名です。
伊弉諾尊は須佐之男命に、「おまえは海原を治めなさい」と命じられました。そう、須佐之男命は海の神様なのです。
これが、八坂神社が港の近くにある理由。
航海安全の神社としては金毘羅神社も有名です。でも、金毘羅神社が航海安全の神様として祀られるようになったのは江戸時代のこと。
このことから、八坂神社がある港は江戸時代よりも前からある、ということも見えてきます。
神社を知って、地元の物語を想像してみよう!
このサイトでは、神社を通して人々の営みや息遣いを知る楽しみ方をシェアしていきたいと思っています。
僕が住んでいる鹿児島県のお話しがメインになりますが、鹿児島県は、瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が高天原から降臨された天孫降臨の地。神社と神話にまつわる沢山の言い伝えがあります。
今年2020年(皇紀2680年)は、日本書紀が編纂されてから1300年の記念の年。神様と人々に関するお話しの、ゆる~く楽しくお届けします!
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