【バスケでエコロジカル・アプローチ】 トランジションを速くしたい

私が実際の練習で行っているエコロジカル・アプローチ的なゲームのルール設定を紹介していきたい。

今回はタイトルにある通り「トランジションを速くしたい」というチームの課題に対して、私が実際にチームで実施し、大きな効果があったルール（制約）設定を紹介したい。

エコロジカル・アプローチについてはこちら。

トランジション局面の重要性

言うまでもなく、バスケットボールというゲームにおいてトランジションの局面が与える影響は大きい。

Def→Off（ポジティブトランジション）においても、Off→Def（ネガティブトランジション）においても、この局面における勝敗が、特に育成年代においては、ゲームの勝敗に直結することも少なくない。

コーチはこの「トランジションの速さ」について日々試行錯誤していることと思う。

実際に私がコーチしているチームでも、両局面におけるトランジションが遅く、ときにはトランジションでの得点が0、なんてこともあった。それほどチームにとって大きな改善ポイントだった。

トランジション局面にアプローチするルール設定

そのような状況のなかで、かなり大きな効果を生んだルール設定を紹介したい。

それは、オールコートの3on3〜5on5において、