ティモシー・ガルウェイのインナーゲーム(2)♪自分を邪魔するものは自分
自分がうまくやる!
もっと上達する!
それを邪魔するもの・・・
ガルウェイ氏によると、それは自分自身です。
もう少し詳しく言うと、自分の中にいる、
セルフ1が語る言葉が問題なんです。
こんにちは!
やる気と元気のでるコーチ♪
くわはらなおこです。
♪自分を邪魔するものは自分の言葉
これはみんな自覚はあるのではないでしょうか。
うまくいかなかったとき、
頭の中で渦巻く、さまざまな言葉。
「あ~また(失敗した)」
「なんで~!!」
パフォーマンスが終わった後も、
セルフトークは続きます。
「なんであの時●●したのかな」
「私、才能ないのかな。。。」
「もうやめちゃおうかな。。。。」
こんなのは、頭の中でのセルフトーク。
こんな事をいつも言っていたら、
不安、自己不信、低いセルフイメージにつながり、
こころがおれてしまいますよね。
上達できるものも、できなくなってしまいます。
それから、
一見プラスに見えるものもジャマ
「うまくやるぞ」という意識、
「もっと●●しなきゃ!」
「がんばるぞ!」
今、パフォーマンスしている時に、こんな思考が
うかんできたら、まず、失敗しますね~
経験上、私もとっても理解できます。
私はテニスでなくて、ピアノだったり、
フルートだったりなのですが、
演奏している最中に、どうやって
言葉を止められるか。
いつも悩みのたねなんです。
でも、わかっているけれど、どうしてもそうなってしまう・・・
という方も多いのではないでしょうか。
言葉であれこれ言い始めるのは、セルフ1。
いったんセルフ1が不安を語り始めると、
もう際限も無く続いていき、誰にもとめられない・・・(笑)
♪安心してください、誰でも、自然にある程度は上達します!
今度は、車の運転で考えてみますね。
まだ免許を取ったばかりの頃って、道を走るのすごく怖いですね。
左右の空きはどうなのか、スピードは?
ハンドルの切り具合は?安全は?
・・・考え始めたら不安は雪ダルマ式に大きくなり、
ふらついたり、
アクセルを踏む足の力もぬけ、
後ろからクラクションで催促される。
。。。なんて体験されたこと、
みなさんも昔1度はありますよね?
でも何年もたてばもうそういうことはありませんね。
普通に普通の道路を走る分には、
それほど不安も感じないですみます。
「経験から学んだこと」がスムースに
車の運転をさせてくれるのだと思います。
(こういうのを、暗黙知、といいます。)
♪大切なのは、データの質
ガルウェイが言うには、
ココで問題なのは、何を経験から学んだのか、
つまり、データの質だ、なのだそうです。
データというと、
見えているもの、聞こえているもの。
身体の状態。パフォーマンスの状態。
五感から入ってくる情報そのもののことです。
頭で考えたり、わかったことではありません。
これは、想像してみたらわかると思います。
人と夢中でおしゃべりしていて、
食べてる食事を十分に楽しんでいる、
と言えるでしょうか?
何かに気を取られて、先を急いで運転していて、
途中の景色に気がつくでしょうか?
セルフ1の言うことに気をとれらていると、
せっかく、今、体験していることからの
データ収集がおろそかになってしまいます。
そして、集まったデータも、
質の悪いものになるのだそうです。
データ収集が得意なのは、
セルフ2です。
今体験している、貴重なこの瞬間。
この時に、いかにセルフ1を黙らせ、セルフ2を働かせるか。
ここにつきるのかな~と思います。
とはいえ、実はセルフ2にも、問題が。。。
続きはまた!
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