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やる気に関する3つの勘違い♪その1,2

やる気と元気の出るコーチ♪くわはらなおこです!

今日は、やる気に関する3つの勘違いについて。
間違った思い込みを持ったままだと、
いくらやる気を出そうとしても、効果が出ないのです。


その勘違いとは・・・

1、頑張ればなんとかなる
2、大量行動すればなんとかなる
3、やる気がないのは性格だから変わらない

順番に説明しますね。

まず、1つめは、やる気がなくても頑張ればいい。頑張ればなんとかなる、という思い込みです。

♪頑張ってはいけません

やる気なんか関係ない、とにかく頑張ろう!頑張って!
という励ましの言葉、かけてもらった経験ありますか?

よく学生さんが、学校の先生からかけてもらうようですが、
「行動をしている人」には、いいのですが、
「行動ができなくて困っている人」には、
完全に逆効果です。

頑張ってはいけません。
正確に言うと、頑張り続けてはいけません。
人にも、不用意に「がんばって!」と言わないほうがよいです。

なぜなのか?

頑張る、というのは、車で言えばアクセルをギュッと
踏み込みむみたいなもの。確かに加速はします。
でも、ずっとそのままアクセル踏みっぱなし、
ということはありえないですよね。
そのままずっと、最大限にアクセルを踏み込んでいたら?
どうなるでしょうか?

そう、たぶん車体が壊れてしまいます。
事故を起こすかもしれませんよね。

私たちも同じなんです。

一時的に頑張る、これはいいのですが、
毎日毎日24時間は当然頑張れません。
頑張ったらいけません。心身ともに疲弊してしまい、
どこかで破綻します

頑張らないほうがいい、もう1つの理由は、
「がんばれ!」と言われても、何をどうしていいのか
具体性がないので、まったくわからないですよね。

気合を入れる。大声を出すことで
やる気をだせ!というスポーツの指導者も
おられると思います。

もちろん、多少、効果はあるかもしれません。
でも、これも一時的なものですし、
内側からの本当のやる気とは遠い感じがします。

2つ目は、とにかくたくさん行動すればいい、という思い込みです。

♪行動は、まず質。そのあとに量です!

大量行動が意味がない、悪い、わけではありません。
でも、大量に行動すればそれでいい、わけでもありません。

とにかく行動したらいい、と言われて、
一生懸命やったけど、ぜんぜんやる気も出ず、
結果につながらない、という話聞いたことはありませんか?

それは、行動のを考えずに、だけでなんとかしよう、
としていたからなんです。でも多くの方は、
「行動」を求めがちです。何かやる事がないと、不安なんでしょうね。

でも、意味もなく、考えもせずに大量に何かをやれるように、人間って
できていません。ちゃんと、なぜそうなのか、という目的、理由もわかっていないと行動を引き留めてしまいますし、混乱してしまいます。

こんな高校生さんをコーチングしたことがありました。

「大学受験なんだから、休みの日は10時間、勉強しなきゃ受からないぞ!」
と先生に言われ、逆に「そんなの私には無理!」と、やる気がゼロになった高校生。しまいには、「誰だってやってるんだから」と先生にも親にも言われて、自分にまったく自信がなくなり、ノイローゼみたいになってしまいました。

そんな高校生さんも、
「10時間勉強しなかったら、志望校に落ちる、これ本当?」
「逆に、10時間、勉強したら絶対志望校に通る。これ本当かな?」
「10時間、なにやったっていいのかな?」
「受験勉強で、本当に大事なことはなんだろう?」
と一緒に考えていくうちに、自分の思い込みにも気が付いて、
また元気になってくれました。

というわけで、とにかくたくさん行動しよう、とあせる前に、
しっかりと内容を考えるようにしましょう!


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