🇦🇺空き缶拾いが子供とルンペンの食いぶち

オーストラリアでは空き缶一本リサイクルすると10セントもらえます。現在1オーストラリアドルが100円なので、缶一本で10円、10本で100円、100本で1000円。

ゴミ箱を漁り、缶を集めるホームレスは多くいます。ゴミ袋いっぱいに集めるとそれだけで10ドルになります。

近所の家から空き缶を譲ってもらう代わりにゴミ箱を掃除してあげるという小遣い稼ぎ?ビジネス?をしている小学生くらいの子供もいます。

今まで子供の食いぶちといえばレモネード売りが定番でした。家の前に出店を出して、小さな子供がレモネードをカップに注いで売る商売。

大人は頑張っている小さな子を応援してあげたいので、レモネードを買い、チップをあげることが多いです。夏の暑い日にやれば、小一時間で1〜2万円程度は簡単に集まるみたいです。

一生に一度やるかどうかのことなので、大人達も目を瞑りますが、本来は食品衛生法?とか家の前で販売を行う許可を取らないといけません。

万が一、食中毒などが出ようものなら、親はかなりの賠償責任を問われることになるので、バンクシーのようにゲリラ的に短時間販売し、何事もなかったかのようにそそくさと片づけなければなりません。

それに比べ、空き缶を譲ってもらうことは許認可は要らないし、お金を頂く訳ではないので非課税で、法的に問題ありません。

正々堂々と、サブスクのように定期的に行える商売なので子供にお金の大切さや、働くことの尊さを教育するのにもってこいです。

ちなみにリサイクルの際、現金で換金してもらえるリサイクルセンターと、スーパーの金券に変えてくれるセンターがあります。

ATO(税務署)のサイトによると、空き缶リサイクルによる収益は趣味の場合は非課税。ビジネスとして行う場合は、課税対象の収入になるみたいです。趣味かビジネスの違いは、やってる人間の気持ち次第らしいです。自分が趣味!って思っていれば非課税になるのだそうです。なんて曖昧な、、、。

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