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カンガルー肉は日常食

オーストラリアでは主要スーパーに行けば精肉売り場にカンガルー肉が並んでいます。

狩猟(game)で取った野生動物の肉のことをゲームミート(Game meat)と呼びますが、カンガルー肉はゲームミートの一つです。

オーストラリアの人口2600万人に対して、農業地帯に住むカンガルーだけでも、4000万頭以上いると言われています。

カンガルーは農作物を荒らす害獣となってしまうので、頭数を管理するために10%に当たる400万頭が毎年殺されています。

カンガルー狩りのライセンスがあれば、誰でも撃ち殺して良いらしく、撃たれたカンガルーは痛みを感じながらゆっくり死んでいき、もし殺されたお母さんのお腹の袋の中に赤ちゃんが生きた状態で残っていれば、両足を持ち頭を地面に叩きつけ息の音を止めるのだそうです。

そんな奴らが、日本の捕鯨にやいのやいの言うてくるなやと思いますが。

狩ったカンガルーはキロ単位で買い取られ、お肉は食卓へ、皮は革製品へ、金玉袋は小銭入れや栓抜きとして民芸品へ、余す所なくと活用されるわけです。

狩猟の残虐さが理由なのか、ナイキは2023年にカンガルー革の使用を一切やめると発表していました。おそらくサッカーのスパイクなんかに使用していたのだと思います。

こんな記事を書いている私の財布はカンガルー革で、今夜の晩御飯はカンガルーステーキです。

脂肪が少なくさっぱりしたタタキに合う肉

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