オーストラリアで風邪を引いた時の民間療法

最近朝晩の寒くなり、私の住んでいるブリスベンでも来週は最低気温11度まで落ちる予報です。

オーストラリアはこれから7、8月くらいまで冬になります。

季節の変わり目ということもあり、体調を崩されている方も多く、インフルでもコロナでもなく、新種のウイルスが流行しているのではないかと言われています。

発熱、関節痛、だるさ、喉の痛みなどを長い人では2〜3週間引きずっています。

日本では風邪を引いたら、水を飲んで、お粥を食べて、おでこを冷やしながら、沢山寝るなどが一般的な対処法でしょうか。

オーストラリアにも特有の対処法はあります。

  1. 水シャワー
    最近若い男の人でやる人が多い冷水シャワー。私自身、毎朝水シャワーを浴びますが、体調が悪い時こそしっかり目に冷水シャワーを浴びて、免疫のギアを上げます。

  2. マヌカハニー
    ニュージーランド産のマヌカハニーには免疫をあげる効果があるとされており、体調が悪い時、マヌカハニーを舐めたり、ぬるま湯に溶かして飲んだりする人は多いです。

  3. リンゴ酢
    日本で免疫をあげる方法として腸活は一般的になってきました。納豆や味噌を常食する日本人に比べ、オーストラリアの食卓に発酵食品が並ぶことは稀です。そんなオーストラリア人が心酔している発酵食品がアップルサイダービネガー(リンゴ酢)。風邪を引いたらリンゴ酢とマヌカハニーをぬるま湯で割って飲むと言う人もいます。

  4. 日光にあたる
    体調が悪い時こそ、外に出て日光浴をして、体温を高め、ビタミンDを合成することで免疫を高めます。

  5. ユーカリオイル
    コアラの大好物ユーカリの木から取れるユーカリオイル。強い殺菌作用があり、ユーカリオイルをディフューザーで蒸発させ吸い込むことで免疫をあげる方法。オーストラリア人はユーカリオイルとティーツリーオイルに絶対的信頼を置いています。たしかに、山登りをした時、ユーカリの匂いを嗅ぐと、鼻や肺が浄化された気がします。

日本人の両親を持ち日本で生まれ育った私は日本の伝統に従うべきなのか。それとも、今住んでいるオーストラリアの気候や土地柄に合わせた、オーストラリアスタイル民間療法でいくべきなのか。悩ましい。

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