岡田斗司夫先生が言ってた評価経済社会が現実化してるオーストラリア

オーストラリアは消費者の素行や履歴による信用度で、お店側から客が選ばれる社会になっています。

スーパーのColes、ホームセンターのBunnings、文房具屋のOfficeworks、ディスカウントストアのKmartなどオーストラリアで誰もが知るチェーン店を多数経営するWesfarmersという企業。ここ1〜2年、Wesfarmersが店の防犯カメラの映像と顔認識ソフトウェアを使い、防犯&マーケティング目的として、顧客情報を利用しているそうです。

店内の防犯カメラ、店外の駐車場のカメラ、セルフレジに設置された顔を撮影するカメラなど、あらゆる動画が分析の対象。そして、店で撮られた動画だけに限らず、フェイスブックなどオンライン上に一般公開されている写真や、政府・公共機関から一般公開されているデータも分析の対象だとか。

お店に行ったら、この客がどこの誰で、どんな人間なのか知られてるということ。そして、お店の中でどの棚のどの商品を手に取ったかとか、スーパーのColesとホームセンターのBunningsで同じ商品を手に取ってる行動を分析されたり。

プライバシーの観点から、人権保護団体や市民の猛反発により、Wesfarmersは一時はこれを取りやめたのですが、おそらくまた再開したのか、まだ再開していなくても、間違いなく近い将来これが一般的になるだろうなという流れになっています。

動画やネット上の情報をもとに、危険人物と判断された客は、入口の自動ドアが開かずに入店できなかったり、入った瞬間バックルームで警告が出て「要注意人物」として監視されたりされる日も目の前に来てます。もしくは、もう始まってます。

Colesは今まで入口だけに自動ゲートがありましたが、最近はレジの出口にもゲートが設置されています。先日、Colesのセルフレジで支払い、退店しようとしたらゲートが開かずあたふた。店員さんに「どのレジで支払った?」と聞かれたので、「3番で払いました」と答えると、「おかしいなぁ」と言われました。ん?レジのカメラと出口のカメラがリンクして、出口で人を判断してるってこと?

noteに何度か書いてきましたが、オーストラリアにはもうプライバシーなんてものは存在しません。

日本では日本政府はダメだとか、岸田がクソだとか言われてますけど、オーストラリア国民も同じように国に不満持って、オーストラリアはあかん、アジア諸国に乗っ取られるなんてことが叫ばれてます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?