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サポーター活動記

【週報】2017.11.6-12

ごあいさつ

 こんにちは、うさぎ小天狗です。
 相変わらず忙しい日々を送っていますが、ようやく一息つけるところまでこぎつけましたので、今回はそのご報告からさせていただきたいと思います。

ケツ割り箸アンソロジー

 以前からご報告していましたが、さいのす=サンが主催されている『ケツ割り箸アンソロジー』https://hip-waribashi-anthology.jimdo.com/)に参加していまして、今週でその作業が一段落しました。アンソロ参加者として原稿を提出することと、文章原稿の校正と組版の編集作業を担当することの二点が、ぼくの作業内容です。

 寄稿させていただいた小説「ドスケベマン対ケツ割り箸レディ」は、ヤラカシタ・エンタテインメントの活動でもご協力いただいているゆんぺす=サンのイラストをいただいて完成し、主催に提出しました。ゆんぺす=サンのイラストはすばらしく、ご自身も体験された上で描かれたというケツ割り箸シーンは圧巻です。

 タイトルにある「ドスケベマン」は、同アンソロジーの主催を務めるさいのす=サンの小説(https://note.mu/sainos/m/m0965c58fbef3)。コミカルと思われかねない題材をシリアスに再構築し、絶望の中に一筋の希望を求めるポストアポカリプス感動巨編で、ぼくはぞっこん惚れ込んで、今回スピンオフというか本編前日譚として小説を書かせていただきました。
 ご興味持たれた方は、ぜひご一読ください。特に上記noteページの「ドスケベマン(4)」から始まる「ユウキ編」は、絶望の世界をさまよう少女の魂の叫びがエモーショナルに描かれていて、オススメです。

 また、文章作品の校正と組版作業も担当させていただきました。貴重な原稿を拝見し、アンソロジーの全体像を想像しながら、個々の作品を全体に活かす読みやすい紙面づくりを心がけました。
「ケツ割り箸アンソロジー」の配布は「コミックマーケット93」の「3日目東ニ26a」となります。ぜひお手にとって確かめていただければと思います。

H.M.C.5 踊るニンジャ学会

 さて、今週はもう二つ、別のプロジェクトにも参加しておりました。
 その一つが「ヘッズ・ムレ・チイサイレディオ」(通称H.M.C.)、今回で五回目を数える、『ニンジャスレイヤー』非公式音楽イベントです。物理ヘッズ100%の高濃度ニンジャヘッズ空間で、『ニンジャスレイヤー』の世界を意識した音楽を楽しむことのできるこのDJイベントには、ぼくもDJ参加させていただいていました。

 しかし、今回はDJおやすみ。当日はお仕事なのです……。
 その代わりというのではないのですが、イベント後半に行われる今回の目玉の一つ「踊るニンジャ学会発表」のある発表に、ぼくとヤラカシタ・エンタテインメントが編集協力しています
 もとより非常に面白く、かつ『ニンジャスレイヤー』理解の基礎をなす意義ある研究内容でしたので、わかりやすいエンタテインメント色を付け足した程度ですが、結果として面白くてためになる素敵な発表になりました。

「H.M.C.5 踊るニンジャ学会」http://hmc-ninja.tumblr.com/post/167366454784/hmc%E3%82%88%E3%82%8A%E6%84%9B%E3%82%92%E3%81%93%E3%82%81%E3%81%A6)は11月18日(土)秋葉原MOGRAで開催されます。
 ぼくも最初の一時間くらいと、打ち上げには参加する予定なので、ログインが確認された場合には、お気軽にお声がけいただければと思います。

デザインフェスタvol.46

 最後に、今週末は友人のお手伝いで「デザインフェスタvol.46」http://designfesta.com/)に参加しました。
 デザインフェスタはアート/D.I.Y.のイベントで、服飾、アクセサリー、日用品、イラスト、その他もろもろ、様々なクラフトワークが揃う催しです。コミックマーケットの物品版といった趣ですが、歌や踊りのステージもあるし、ライブペインティングもありと、その名の通り「デザイン」のお祭りとご紹介しておくのがいいかと思います。
 ぼくの友人はD.I.Y.アクセサリーを制作、販売していたので、ぼくたち(ぼくと下品ラビット)は売り子を務めました。アクセサリーと販売したことはありませんでしたが、若い頃から接客とか営業をしてきたので、お客さん対応はお手の物。売上に貢献してまいりました。

 とはいえ、この催しの一番のキモは「お祭り」の雰囲気。日頃見たことのない様々なアート/デザイン作品が揃い、ブースを見て回るだけでも面白い。
「出血している」コスプレの女の子の写真集を販売している方、可愛いキャラクターグッズを販売している方、ブースに置いてあるパネルから羽をむしるイベントを催している方、ジブリの名曲を歌っているギターとキーボードのデュオ……どれも「よくこんなこと考えつくなあ!」という素晴らしいアイディアに溢れた作品や、「こういうものをこういうふうに個人が作れるものなのか!」とびっくりするようなD.I.Y.技術を凝らした作品ばかりが並んでいて、同人誌編集サークルというD.I.Y.をして遊んでいるぼくたちにとって、分野は違えど同じベクトルを持っている人たちと思えて、なにやらん共感しちゃうところでした。
 中でもとてもおもしろかったのが、頭にキャビネットをかぶって通路を練り歩いている方。キャビネットの、体の正面に向いている面が開くようになっていて、中にはその方が手に入れたブローチなどのアイテムが陳列されている。人間なら口のある辺りに引き出しがついていて、これが通路をやってきては、様々なブースで立ち止まって、ブースに並ぶアイテムをじっと観察しているのです。
 面白くなって声をかけてみると、三回ほど前から「手に入れたアイテムを紹介しながら歩く」ということをしている方だそうで、「キャビネット頭」は様々な試行錯誤の末に作られたスタイルなんだとか。
 とても気さくにお話してくださったので、お話しついでに写真を撮らせていただいたのですが、掲載許可は頂いていないので、ぼくのイラストでご勘弁。

 他にもきぐるみ人間あり、エルフ耳の双子コーデ女子ズあり、都内路線図ブルゾンを自作して着ている方ありと、様々な方がお祭り気分を楽しんでいらっしゃる。これまで何度か見に来たことはありましたが、これまでは「参加者はブースの向こう」と思っていたけど、「通路を練り歩くだけでも自分なりの装いをすればそれがお祭りに参加することになる」のだなと思わされた次第です。
 興味が湧いてきたら、勇気を出して声をかけてみるものですね。面白かった。

さて来週は

 ……と、ここまでは楽しかったのですが、来週はまたまた忙しい時期に突入。というより、今年の末はこれまでになく忙しくなること確定なので、週末の「H.M.C.5」に参加したら、ちょっとヤラカシタの活動も規模を縮小するかもしれません。
 もちろん、人生には楽しみもないと疲れちゃいますから、適度に更新は続けていく所存ですが、これまでのペースからすると不定期になる可能性があります。
 また何か決まったら、ぼくかコスギ・タンゲくんがお知らせしますので、引き続き週報をごらんいただければ幸いです。

ではでは。


(うさぎ小天狗)


イラスト
うさぎ小天狗


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