雨と君とたぬき
タイトル:雨と君と
作者:二階堂幸
出版社:講談社(ヤングマガジン)
この作品の時間感覚が死ぬほど好き
絵柄もたぬき(雑種犬)もめちゃくちゃ可愛いんだけど。時間の流れがゆっくりになる感じかめちゃくちゃ好き。
丁寧な暮らしと癒しのペット動画を一緒に見てる感覚に近い。
葉の重なる音とか、雨と音とか、鳥の声とかそういう自然の音が聴こえてくる気がする。
これは本当に騙されたと思って読んでみて。
静かなところで読んでみて、漫画の効果音じゃなくてほんとに聴こえてくるから。
最初は本屋で表紙みて、綺麗だなと思ったのがきっかけで。でも当時漫画買い過ぎてたから次本屋来た時にまた目についたらにしようと思って買ってなかったの。それから何度か書店で見かけてたんだけどそのたびに今回は見送ろうと思って…を繰り返してたんだけど。
電子書籍で見かけてあっさり買った笑
でも書籍で買っとけはよかったかもなぁ
本棚に並べておきたい気持ちと
隙間時間に読み返したいので携帯に入っててほしい気持ちが半々。
たぬきまじ可愛い、シュールさがまたいい
言葉が通じるのに動物的な本能に全く抗えてない感じもめっちゃ可愛い
このたぬき保護したい
一緒に暮らそう?
主人公の時間感覚がゆっくりだから、この漫画がスローペースに感じるんだろうな。友達が出てくると余計にそう思う。感性が独特。
漫画の視点が、この主人公が見てる世の中っていう感じだからこんなに季節とか時間とかを感じられるんだろうな。
たぬきに釣られて読んだんだけど
読後はたぬき以上に、なんかデトックスされてる感というか。自然に対しての感覚が少し鋭敏になってるというか。そういう読後の漫画ってあんまりないよね。
夏目友人帳とかも似たような感覚あるかなぁ
でも、中身は全然似てないけどね
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?