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鍼灸師は自分ちの飼い猫に針治療をするのか?について話そう

鍼灸師は自分の家の猫に針をするのか。

これに対する答えは、獣医師に診てもらった上で、ですが、自分の家の猫に針をします。また友人の猫にも同じ条件で針をすることがあります。

背中と足に針をしています。緑色のプラスチックが見えますか?
針の持ち手です。小さな細い針が刺したまま置いてあります。
気持ちが良いので、猫の手が伸びています。

この子は急性の腎臓病で、獣医さんの適切な処置と針治療で生き延びることができました。
普通の猫より寿命は短いかもしれませんが、
今は元気になって普通に過ごせています。
針治療と定期的な点滴治療を継続中です。


この写真はうちの猫です。小さな針を打っています。緑色のプラスティックが見えると思いますが針の持ち手の部分です。刺したまま置いております。

猫は気持ちが良いのでじっとしています。動物ですから、針がよく効くからじっとしていなさい、といっても痛ければ、また不快であれば、逃げてしまいます。でもこうしてじっとしているのを見ていただければ、針が気持ちよく効いている事をよくわかっていただけると思います。

この緑色の持ち手の針は刺すための針ですが、とても細いものでよく「髪の毛位の細さ」と表現されます。

これ以外にも、刺さない針があってそれは金属の小さな棒のようなもの、綿棒くらいのサイズのもので、猫の体をこすってやるやり方もあります。

それは人間の場合では赤ちゃんや子供のための針治療で、小児鍼と呼ばれるやり方の応用です。猫の病がそれほど重くない場合はこの小児鍼のやり方を応用して治療します。もう少ししっかり治療しないといけない場合は刺す針を使います。

いずれにしても人間よりも猫の方が回復力があるようで、うちの猫は少し体調が悪い時よく針をします。腎臓が片方機能しなくなった猫もいますので、そのために針治療をしています。

いつかビデオで針の様子を紹介できるといいなと思っています。

背中に針をしています。緑のプラスチックがありますね。そこに針が刺してあります。
少しの間刺したままにしておいて、抜いたところです。
気持ちいいの顔です。

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