見出し画像

4年ぶりの日本で感じたこと。

前回日本へ一時帰国したのは、2019年12月でした。生まれて3ヶ月の長男と彼と3人で。今回は、4年ぶりの日本。彼の妹も合わせて総勢5人の一時帰国。色々感じたことがあったので、忘却のためにメモしとこうと思います。


息子の日本語

私は、"いちを"のつく日本語・スペイン語話者ですが、生まれて26歳までは純ジャパだったので、言語は後付です。なので、あの言語習得初期の、自分の言いたいことが言えない、説明できない苛立ちは良くわかります。ことばの始まりにいる息子(4歳)も一緒なのかなと思い、日本語教育には消極的でした。唯一してたことは、私がなるべく日本語で話しかけるのみでした。それも、無視されることが多く、結局95%くらいはスペイン語で話していたと思います。
それが‼日本にたった2週間居て、甥っ子(3歳)と一緒に遊んだからなのか、言葉がじゃんじゃん出てきました。

  • ちょっと待ってて

  • ママ見てて

  • いたい

  • やめて

  • これ見て

なんと云うことでしょう。二語で話せるようになっているんです。
絵本を沢山買い込んできたので、これからも5%くらいは、日本語で話しかけるのを継続しようと思います。
甥っ子もスペイン語の影響を受けて、マミィと姉のことを呼んでいました。いとこ同士影響しあって、愛おしいですね。

タクシーの厳しさ

メキシコでの4年は、土足文化をだいぶ私に植え付けてくれました。
お子様の靴は、タクシーに乗る前から脱がせることをおすすめ致します。
さもないと、タクシーの運転手様から「勘弁してください」と泣きそうな声で懇願されてしまいます。

私の家族と彼の家族

予定が詰まりイライラすることもあったり、日本に戻ると日本仕様になる自分に自己嫌悪になったりしたけれど、彼の妹と私の姉が携帯アプリで会話して、最後にメキシコでは、サヨナラはハグでしますで、抱きしめあって、大変だけどやっぱり一緒に来てよかったなって実感しました。自分の家族と相手の家族が交流するのは、心がトキメキます。
私自身も、久々に家族との時間を過ごし、他愛のない会話を繰り返して、何だか自分が戻ってきた感じがしました。電源フルチャージ。

自分のしたいことの公言

ひょんなことから自分が興味のあることに対するアクションの話になり(他言語を学んでみたい・仕事に関する資格を取りた等)、家族や友人に驚かれました。ポジティブな反応だったと思います。にも関わらず、私の心の反応は、少しだけネガティブなものでした。そんなに色々手を出して、何も形になっていない、何にも結びついていない、などと考えそちらの方の言い訳を、しどろもどろに答えていたような記憶があります。
ただ、10年前と比べると、やりたいことをやりたいと言えるようになっているので、結果や周囲の目を気にせず、自分のやりたいことに集中していこうと思います。


他にも色々な出来事があり、帰墨後は2週間ほど抜け殻でしたが、またメキシコで挑戦していこうという気持ちになりました。
メキシコの寛大さに今日も甘えて、挑戦していこうと思います。
次回の帰国は、2025年。彼ママも一緒に。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?