おっぱいがいっぱい
世の中にはおっぱいがいっぱいだ。
小さいおっぱい、大きいおっぱい、グラビアアイドルのおっぱい、一般女性のおっぱい、男の人のおっぱい、絵の中のおっぱい、ついでにホルモンの部位としてのおっぱい(変な食感がする)。
いろんなおっぱいがある。
おっぱいにいいも悪いもない。
おっぱいはおっぱいであり、動物の胸部である。
昔はおっぱいが小さい人を馬鹿にしたら笑いが取れたけど、令和はそんなことも少なくなってきたように見える。
TRICKで散々いじられていた仲間由紀恵の生きやすい世の中になった。
きっと、色んなおっぱいの人が、おっぱいのせいで前よりいじられなくなったり、生きやすくなったなら、今日まで色んなおっぱいを持った色んな人が頑張ってきたからなんだ。
セクハラはダメだよ、こんなに苦しいんだよって、声を上げてきたからなんだ。
そうやって勝ち取ったから、ありがとうを言いたい。
私のおっぱいは大きいおっぱい。でも、私の顔は可愛くない。
「ブスの巨乳は生きる価値がない」とか言われた。とてもショックだった。
だけど、大人になったらそんなことは言われなくなった。
ブスとすら言われなくなった。
それはきっと、前述の人の頑張りがあったからなんだ。
そして今、この世界から貴重なおっぱいが奪われようとしている。
私の大好きな、絵の中のすごくすごく大きなおっぱいだ。
私は絵の中のすごくすごく大きなおっぱいが死ぬほど好きで、きっと後世に語り継がれる変な文化なんだろうなぁと思っている。
私は女だけど、そういう夢がいっぱいのおっぱいが大好きなんだ。
あれはアートのおっぱいなのだ。
だけどやっぱり、私が好きなおっぱいを嫌いな人もいる。
だって、おっぱいは色々だから仕方がない。
こんなにおっぱいがあったら嫌いなおっぱいも出てきてしまう。
各々の守りたいおっぱいがあるのは仕方ない。
きっとみんな誰かのおっぱいを傷つけたくて戦ってるんじゃなくて、守りたいおっぱいのために戦っている。
最近、私の周りはおっぱいをめぐって争いが絶えない。
おっぱいってそういうものなのだろうか。
おっぱいは、おっぱいだ。
動物の胸部だ。
誰もがおっぱいを持っていて、世の中には沢山のおっぱいがある。
おっぱいはいっぱいある。
当たり前のことだけどだいじなこと。
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