「価値提供」できていますか?
僕の直近の仕事は、①先生として、勉強を教えること ②ライターとして、記事を書くこと ③販売員として、商品を売ること(妻のお店の手伝い)
この3つに特化できるとおもいます。そのなかに、単発で、通訳や翻訳がはいったり、講演の仕事が入ったりするという感じですね。
でもメインはこの3つです。
さて、この3つをとってみても、一見すると全然別のことをしているかのように見えます。先生とライター、販売員全く接点のない職種ですものね。
でもね、ある一つのことにおいて、この3つはつながっているものと、思っています。
それが、「価値提供している」ということ。
例えば、①の先生業は、どこか誰かの「わからない」「知りたい」という欲求に対して、「知識」や「情報」といった「価値」を提供している。
②ライター業に関しても、読者の「読みたい」「知りたい」という欲求に対して、①と同じように、「知識」や「情報」といった「価値」を提供している。
③の販売員に関しては、「こんなものが欲しい」「あんなものが欲しい」といった要求に対して、物質的な商品というものを売ることによって、「品物」そのものだけではなく、「その品物があることによって得られる生活の豊かさ」という「価値」を提供していることになる。
そう考えたときに、①~③の仕事は、厳密には同じことをしていることになるわけで・・・。
例えば、これ飲食店も同じです。飲食店の方はお客さんに食べ物を提供することによって、お客さんの「食べたい」といった欲求や「おいしいものを食べたという体験」を「価値提供」しているわけです。あるいは、「落ち着いた雰囲気の場所で、ゆっくりと過ごすことができた」といった「豊かな自分の時間の使い方」といった価値を提供しているのかもしれません。
職種や業種によって、提供できる「価値」そのものは違っていたとしても、「誰かにとって何かの価値を提供する」という行為自体は、全ての商売につながる行為だと思っています。
そういった意味で、仕事をする上で、相手に「価値提供をすること」って、根本的に大切なことであると考えています。
あとは「何を提供するか」ということですよね。 一番提供すべきことは、「相手が一番欲しているもの(こと)」もしくは、「相手が一番悩んでいるもの(こと)」
それに応えられる普遍的な「価値」の提供こそ、ビジネスを成功させることのできる鍵なのじゃないかな、と考えています。
貴方はどんな「価値提供」できますか?