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ものは試し、著作の宣伝のため自腹で広告を出してみた

トップ画像の通り、ちょうど映画「ヨコハマメリー」のリバイバル公開をやっているお陰で、僕の本も添え物みたいな感じで平台に並べてもらっている。

そこで今日の深夜24:30からローカルニュースサイト「ヨコハマ経済新聞」に『白い孤影 ヨコハマメリー』の広告を打ってもらうことにした。

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「広告 著者」というのが、間抜けというか斬新というか。

「これを発売と同時にやっていれば」と言われれば返す言葉がないが、自費で本の広告を出すって今まで思い付かなかったんだよね。

その理由のひとつは「ハマ経のニュース欄(フォトフラッシュ)に載せてくれる」という話が向こうから来たにも関わらず、待てど暮らせど載らなくて、問い合わせても梨のつぶてだったこと。なので、ここん家のことを忘れることにしており、そういう訳で「ここに広告を打つ」という発想がなかった。

おまけに昨今の風潮としてネット上の広報活動というとバズだとか、炎上商法だとか、いかにして無料で宣伝・拡散するかという話になるわけで、お金をかけたら負けみたいな気配を感じない訳でもない。しかし広告と言えど小さいコマなら意外なほど安いのだ。ほんのわずかな料金で1ヶ月も掲載してくれるというのでびっくりしてしまった。

まぁ、いまから部数が動いたとしても重版掛かることはないはずで、しなくても良い努力なんだけど、なんか癪なんだよね。

というのは横浜ではメリーさんに関する発言は中村、五大、森の三氏の専売特許みたいになっていて、それ以外の人間が入り込む隙がないのだ。彼ら三人以外がメディアに取り上げられる可能性はほとんどゼロと言っても良い。

「市民がそれを望んでいる」ということもあるんだろうけど、広告で一石を投じてみたかった。

【2020.11.19追記】

広告を出稿したヨコハマ経済新聞にアクセス値などトラフィック関係の数字を教えて頂いた。
詳細を出すとまずいだろうから触りだけ書くと、CTR(クリック率)は標準的(約1%)だが、IMP(表示回数)が高い(160万回以上)のでクリック数は多く(約1400回)だったという。
被リンク先はnoteの「メリーさんは『本当は』なぜ立ちつづけていたのか、に関する考察」に張った。

Amazonの商品ページに張ることも考えたのだが、それよりも自分のファンになってもらう方が良いと考えた。
もちろんnoteの記事はAmazonへのリンクが張られている。
結局何人の人がAmazonで買ってくれたのかは分からないが、横浜在住でメリーさんに興味をもっている人たちがクリックしたはずなので、目に見えるだけの効果があったと思いたい。

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