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「ヨコハマメリー学」への誘(いざな)い

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2018年12月12日発売の『白い孤影 ヨコハマメリー』(ちくま文庫)をより深く読み解く上でのヒントをまとめてみました。 宮崎駿の映画『風の谷のナウシカ』を論じた『ナウシカ論』…
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2019年2月の記事一覧

友田 健太郎・評 『白い孤影 ヨコハマメリー』檀原照和・著 【プロの書き手による 書評】

2018年の12月に本を出した。 世の中の著者たちは、いったいどうやって自分の本を宣伝しているのだろう? いろいろな方法が考えられると思う。 ・友人・知人への口コミ ・SNSやブログでの拡散 ・イベントをひらく  ……といったところが一般的か。 一通りやってみたが、届いている気がしない。 そこで歴とした文芸評論家に直接書評を依頼することにした。 友田健太郎さん。 慶應義塾大学文学部元講師。群像新人文学賞評論部門優秀作受賞者。書評媒体として有名な『週刊読書人(https:

本橋信宏・評 『白い孤影 ヨコハマメリー』檀原照和・著 【プロの書き手による 書評】

2018年の12月に本を出した。 世の中の著者たちは、いったいどうやって自分の本を宣伝しているのだろう? いろいろな方法が考えられると思う。 ・友人・知人への口コミ ・SNSやブログでの拡散 ・イベントをひらく  ……といったところが一般的か。 一通りやってみたが、届いている気がしない。 そこで有名ライターに直接書評を依頼することにした。 前々から感じていたことだが、雑誌やWebのブックレビューは書評じゃない。あくまでもレビューだ。 まず字数が足りない。 少なくとも3千

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AI朗読『白い孤影 ヨコハマメリー』プロローグ

2018年12月12日発売の『白い孤影 ヨコハマメリー』(ちくま文庫)を著者自らAIに朗読させてみました。 「プロローグ」のパートをお楽しみ下さい。 (再生時間:24分55秒) 娼婦が変わった格好をしていたのではない。 変わった格好をしていた女が娼売をはじめたのだ。 白いドレスで40年間街角に立ち続けた一人の老婆。 「愛した米人将校を腰が曲がるまで待ち続けた」と噂された彼女だが、ほんとうに「待つ女」だったのだろうか? 年老いるまで、そのスタイルを貫いた意味とは? 地方出身の一女性が、街の都合で伝説に祭り上げられていく過程をひもとく。

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AI朗読『白い孤影 ヨコハマメリー』(ちくま文庫)第一部(前半)

2018年12月12日発売の『白い孤影 ヨコハマメリー』(ちくま文庫)を著者自らAIに朗読させてみました。 「第一部」の前半をお楽しみ下さい。 (再生時間:84分) 娼婦が変わった格好をしていたのではない。 変わった格好をしていた女が娼売をはじめたのだ。 白いドレスで40年間街角に立ち続けた一人の老婆。 「愛した米人将校を腰が曲がるまで待ち続けた」と噂された彼女だが、ほんとうに「待つ女」だったのだろうか? 年老いるまで、そのスタイルを貫いた意味とは? 地方出身の一女性が、街の都合で伝説に祭り上げられていく過程をひもとく。

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AI朗読『白い孤影 ヨコハマメリー』(ちくま文庫)第一部(後半)

2018年12月12日発売の『白い孤影 ヨコハマメリー』(ちくま文庫)を著者自らAIに朗読させてみました。 「第一部」の後半をお楽しみ下さい。 (再生時間:82分20秒) 娼婦が変わった格好をしていたのではない。 変わった格好をしていた女が娼売をはじめたのだ。 白いドレスで40年間街角に立ち続けた一人の老婆。 「愛した米人将校を腰が曲がるまで待ち続けた」と噂された彼女だが、ほんとうに「待つ女」だったのだろうか? 年老いるまで、そのスタイルを貫いた意味とは? 地方出身の一女性が、街の都合で伝説に祭り上げられていく過程をひもとく。