保育士資格独学取得の道(11)実技試験〜ワンオペ育児と勉強・試験〜

こんにちは!

先日12月11日に保育士実技試験を受けてきました。
11月からは夫が育休明けで職場に復帰し、私はワンオペ育児がスタートしました。
週一くらいで乳腺炎やら風邪やらメンタルやらで倒れながらも、夫の協力で休養をとりつつ試験対策も時々して、実技試験に臨みました。

正直、ほとんど実技試験対策は5日くらいしかできませんでした…

実技試験は音楽・言語・造形の3科目から2科目を選択して受験します。
音楽は楽器を用いて課題曲を弾き歌いをし、言語は3分以内で素話での読み聞かせをし、造形は制限時間内にお題通りに絵を描くテストです。
私は言語と造形を選択しました。

★実技科目・造形対策
造形の対策のために、色鉛筆を20色ほど用意。
過去問に挑戦。お題の通りに45分以内に20㎝×20㎝の枠内を着色。

(↓実際に私が描いた過去問)

平成30年後期:5歳児クラスが、保育所のホールで紙飛行機を作って飛ばしている様子。※保育士1名以上、5歳児3名以上描くこと。
平成28年前期:園児が雨上がりの園庭で水溜りで遊び、保育士は声かけをしている様子。※子ども3名以上、保育士1名以上描くこと。

★45分以内に描くためのポイント
①人の構図を考える
→子ども①②、保育士①、子ども③の順が個人的に考えやすかったです。

②人物を描く色を決めておく
→人の線画を描くときは焦茶色、保育士のエプロンや下に来てる服、子どもの服の色もいつものパターンを用意すると悩みません。

③人物を描いたら色を塗る
個人的には、肌色を手に取ったら全ての人物の肌色を塗って…、茶色を手に取ったら全ての人物の目や髪の毛を塗って…、という風に塗り忘れが無いように色ごとに順番で塗っていました。

④背景を描く
背景の色も人物同様にいつもの色を決めておくと良いでしょう。季節が指定されてるお題もあるので、背景を描くときは設定を守ることが大事です。
例えば、2枚目の画像は水溜りに紅い落ち葉が浮いてますが、後から書き足した背景の木は青々としていて、季節に矛盾がありますね。

個人的に線画には自信があるものの、色塗りが苦手だったり配色センスがありません。本番でタイムロスしてしまうポイントなので、事前に色を決めておいて何枚か絵を描いて慣れておく事で、本番も色塗りで迷わないようにできました。

それから、お題も毎年過去問とは違う内容が出題されるということだったので、過去の出題を確認して当日のお題を予想していました。季節行事の出題も過去にあったので、ここ数年で「2月の節分」のお題が無いから今年あたりあるかな?と予想していましたが、運良く当日のお題を的中でました!

自分が楽しんでお題を描くことも回答のポイントと聞いていたので、その点今回は予想通りの出題にワクワクしながら描けました。試験直前は保育園の園庭や保育室のイラストなどを検索して、背景の小物のアイデアを探していました。

★実技科目・言語対策

言語の試験は、4つの課題作から一つのお話を選びます。今年は「桃太郎」「3匹のこぶた」「おおきなかぶ」「3匹の山羊のがらがらどん」です。私は「桃太郎」を選びました。
試験のお題を選んだら、各自で台本を作成し、身振り手振りをしながら3歳児15人を想定して素話で読み聞かせをします。当日は子どもに見立てた簡易的な板が置かれていました。

言語については、当日はかなり緊張しました。正直、手応えがない…。おおむね制限時間の3分以内でお話を終えられましたが、最後の「おしまい」という終わりの合図までは言えませんでした。
その代わり声量と身振り手振りや表情は練習通りにできたと思います。

台本や身振り手振りは、YouTubeや色んな人のブログなどでコツやポイントを参考にしました。
少し前までは発表では身振り手振りが無しという風に噂されていたそうですが、最近では出題に明記されるようになった為に対策の仕方も変わっているようです。

練習は息子(0歳5ヶ月)と夫に見てもらいました。

試験の結果は翌年1月に発表予定です。

ついに1年間取り組んできた保育士試験、全ての試験を受け終わりました。後は結果を待つのみです。もし実技試験で落ちていても、来年も再挑戦する予定です。

次は1月に合否の報告をします!

こはり

現在転職活動・保育士資格勉強中です。夢を追いかけられるのは、支えてくれる皆様のお陰です。いつもありがとうございます。