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MTBの置換力

「これって、あれでいう、それ、だよなぁ。」

マウンテンバイクのトリックって、「物事を置き換えている」ってことだよなぁと思って、そういうのって、世間ではどんな説明なんだろうか?と思ってググったら。

「置換力」(ちかんりょく)

「置換力」は簡単にいうと、何かに気づいたら、別のものとして入れ替えてみて考える力です。 なぜこちらのスキルが重要なのか。 それは、何かを解決するとき、新しい方法を考えるとき、新しい考え方がほしいときに、何もないところから考えるのは本当につらいからです。

https://www.training-c.co.jp/mailmagazine/6314/

なるほど、そんな言葉があったんだぁ。

確かに、そう思うと、チェーンさんは、そのスキルで自転車を一通り表現している。

成功事例や失敗事例から共通する”法則”を導き、自らの環境に置き換えて活用させる力。

https://up-survive.com/replacement-thinking/

確かに、その時に共通する”法則”は、物理のルール。それを自転車に置き換えると、トリックになる。

慣性を使って前方へ降車する時は「跳び箱」へ置換。

跳び箱の足はハンドルの外側

ハンドルの内側も試してみる

その試しには、大きな差がありました。この実験から「跳び箱って普通に外側だよなぁ」と改めて思った。

って、一見よくわからないことを言っていますが、「跳び箱」を忠実に置き換えられていない場合、内側をやってしまう。ってことです。

どちらも同じと思って、違う動作をしていることが、痛い目に遭う。ってことですね。

手順を踏んでいくと、小さなことが大きな違いとして理解できます。

手順を踏むことで、ひとつひとつを置き換えていく作業になり、それが、ライディングをスキルアップさせるための作業。ってことですかね。

問題に気づき、問題を理解する作業。

手順のどの段階で、自分が犯している問題があるのかを知る。
問題を知ることで、問題は解決できる。
問題を知らなければ、問題は解決できない。
そのまま先に進めば、痛い目に遭う。

「置換力」を知ると、自転車はどれでもよくなっちゃうので、自転車屋さんが困っちゃうのかも。自分を店主に置き換えたら、確かに、説明がめんどくさくなるなぁ。

でも、自分をマウンテンバイクライダー初心者に置き換えたら、痛い目には遭ってほしくないので。


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